ビワとは|ビワの概要と分類    

たまご型の可愛らしいかたちをしたオレンジ色の果実「ビワ」

日本では初夏を迎えるとスーパーやデパートの青果コーナーにビワが並び始めることから、『季節感を感じさせてくれる果物』として人気があります。

そんな幅広い世代から人気のビワですが、なんとここ数年、無農薬で育てることができる果樹として家庭菜園や園芸を趣味とされている方々のあいだで話題となっており、お家でビワを育てて初夏に家族やお友だちと一緒にビワの収穫を楽しんでいる方も大勢います。

ですが、お家でビワを育てるにあたり、ビワとはどのような植物なのか、どういう環境を好むのかなどを詳しく知っておく必要があります。

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そこで、今回はビワとはどのような植物なのか、概要や分類などについて詳しくご説明します。

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ビワの概要

ビワとは、亜熱帯・温帯地域を中心に生産されている果物のひとつです。

1年の平均気温が15℃以上、最低気温は-5℃以下にならない地域での栽培に適していることから、日本では西日本、特に九州地方を中心に生産が盛んに行われており、千葉県より北の地域では本格的な栽培は行われていません

ですが、近年の温暖化の影響によってビワの栽培可能地域が徐々に北へと広がりつつあります。

ところで、温州みかんやイチゴ、ブルーベリーなど大半の果物が1年を通して食べることができますが、ビワは旬の季節を過ぎるとスーパーやデパートの青果コーナーから姿を消してしまい、1年を通して食べることができません。そのため、初物や旬の食べ物が大好きな日本人にとって、ビワの旬の季節を逃してしまうことはとても残念な出来事のひとつであり、食べ逃さないように毎日スーパーやデパートの青果コーナーを毎日こまめにチェックしたり、ネットで予約注文をされている方も多々います。

ビワの分類

ビワとは、バラ科ビワ属に分類される常緑高木です。

初夏にたまご型の可愛らしいオレンジ色の果実を実らせるため、ビワは11月から翌2月頃にかけて香りの良い可憐な白い5枚花弁の花を咲かせます。

枝葉は1年に3回、春・夏・秋に伸長し、若枝には淡褐色の細やかな毛におおわれています。

葉は互生しており、20cm前後の肉厚で硬く長楕円形をしています。表面は葉脈ごとに波打っているせいかデコボコしており、葉柄が短く、縁には波状の鋸刃があるため知らずに触れてしまうと怪我をしてしまうことがありますので気を付けましょう。

ちなみに、成長途中の葉には表面に産毛が生えており、生長するにつれて毛が無くなってゆき、美しい光沢が現れるようになるのですが、葉の裏面は淡褐色の毛に覆われたままとなっています。

現在ビワ属に分類されている植物は東アジアにおよそ26種類分布しており、私たちが「ビワ」と呼ぶ植物以外に、台湾ビワ・雲南ビワ・大花ビワなどがあります。

しかし、イヌビワやハマビワ、ヤマビワなど「ビワ」という名が付けられている植物たちは、葉がビワによく似ていることから付けられた名であるため、植物学上の分類などは一切ビワと関係ありません

まとめ

ビワとはどのような植物なのか、概要や分類などについてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

5月から6月の限られた期間に旬を迎える季節感たっぷりのビワは、初物や旬に弱い日本人にとって、とても魅力的な果物のひとつです。

毎年ビワを食べ逃して悔しい思いをされている方は、今年こそはビワを食べ逃さないよう、ビワとはどのような植物で、どの地方で生産されているのか旬の季節はいつ頃なのかなどを事前に調べておくことをオススメします。

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