ブラックベリーの食べ方保存方法|ブラックベリーおすすめ冷凍方法

古代ギリシャ時代の頃から既に食用として食べられていた野生種のブラックベリーは、バラ科に属する小果樹のため、鋭く尖ったトゲが無数についており、ヨーロッパでは防犯対策として屋敷や庭園の周囲を囲う垣根として用いられてきました

その後、とある研究機関によって何世紀にも渡って人々の生活を支えてきた野生種のブラックベリーには、突出したビタミン含有量と風味の良さがあることが明らかにされると、1930年代の初めごろに米国農務省や州の研究所にてブラックベリーの育種プロジェクトが開始され、トゲの無い品種や果実の風味が良い品種などが誕生し、世界各国でブラックベリーの育種の栽培が行われるようになりました。

日本にも明治時代に行われた北海道開拓史によってブラックベリーが導入されたのですが、国内における栽培方法が確立されておらず、乾燥や暑さに強いが寒さに弱い性質を持っていたため、日本国内では広く栽培されることはありませんでした。

しかし、2000年以降に世界中で健康ブームが起こると、日本国内でもブラックベリーの需要が高まり始め、今ではラズベリーやブルーベリーなどと共に「健康フルーツ」と呼ばれ、人気を集めています。

ですが、ブラックベリーは高温に耐えることができない非常にデリケートな果物であるため、傷みやすく、周囲の果実までダメにしてしまので、日本では生のブラックベリーが市場に出回ることはまずありません。

そのため、新鮮なブラックベリーを食べようとご自宅でブラックベリーを育てている方も多いですが、育種のブラックベリーの多くが豊産性であるため、食べ切れないほどの果実を実らせてしまうことがあります

その場合、熟したブラックベリーを収穫せずにそのまま放置してしまうと、ハエなどの害虫を呼び寄せてしまうことになりますので、熟したブラックベリーは必ず収穫しなければなりません。

ブラックベリー,食べ方,種,保存方法,ジャム,ケーキ,ジュース

そこで、今回は収穫したブラックベリーの美味しい食べ方と保存方法についてご紹介します

スポンサーリンク

ブラックベリーの美味しい食べ方

ブラックベリーの原産地では、収穫したブラックベリーをジャムやジュースに加工したり、ケーキやアイスクリームなどのトッピングとして利用しています。

ですが、なかには「ブラックベリーは栄養価が高いのだから生食した方が良いのではないか」とお考えの方もいることでしょう。

ブラックベリーにはアントシアニンやエラグ酸などのポリフェノールをはじめ、食物繊維、ビタミンC、ビタミンE、クエン酸などが豊富に含まれているのですが、ブラックベリーは酸味が強く、収穫した際に果実の中に花托が残ってしまうため、そのまま食べると渋味と苦味、酸味を強く感じます。

そのため、ブラックベリーの原産地では美味しく食べられるようにと、砂糖を加えてジャムやジュースなどに加工して食べるのが一般的となっています。

しかし、1930年代初めごろに米国農務省などによってブラックベリーの育種プログラムが開始されたことで、様々なブラックベリーの品種が誕生し、なかには酸味が弱く甘みの強い生食向きのブラックベリーもありますので、品種をよく確認してからブラックベリーをどのように食べるのかを決めると良いでしょう。

ブラックベリーの種はどうする?

ブラックベリーは種を包んだ小さな粒がたくさん集まって1つになった果実ですので、食べたときに種が気になって仕方がない方も多いのではないでしょうか。

そんなときはジャムやソースなどに加工してしまうのがおすすめです。

ブラックベリーを鍋で煮詰めた後、ガーゼなど目の細かい布地を使ってゆっくり丁寧に濾すことで小さな種をキレイに取り除くことができます。

ガーゼを使っても種をキレイに取り除くことができなかったという方は、フルーツプレス(圧搾器)を使ってブラックベリーから果汁のみを抽出し、コトコト煮詰めてジャムやソースを作ってはいかがでしょうか。

フルーツプレスでブラックベリーの果汁を絞ることで花托と種がキレイに取り除かれ、透明な深紅色の果汁のみを抽出することができます。

ただし、この方法には1つ欠点があります。それは、ジャムを固めるために必要なペクチンがほとんど含まれていないため、若干緩くなってしまうことです。

よくブラックベリーの種が気になるからとバナナやラズベリー、リンゴといった他の果物と一緒にミキサーで撹拌させてしまう方もいますが、種に含まれているタンニンが外へ出てしまい、より苦味を強く感じるようになってしまうため、あまりおすすめできません。

ブラックベリー,食べ方,種,保存方法,ジャム,ケーキ,ジュース

ブラックベリーの種には、強い抗酸化作用を持つエラグ酸とペクチンと呼ばれる水溶性食物繊維が豊富に含まれているため、本来ならば種も一緒に摂取して頂きたいのですが、どうしても種が気になるという方は、ガーゼなどを使って濾す、または、フルーツプレスを使って果汁のみを抽出してからジャムやソースに加工すると良いでしょう。

ブラックベリーの保存方法

ブラックベリーはラズベリー同様、非常にデリケートな果実ですので、長期間日持ちさせることができません

そのため、自宅でブラックベリーを育てていてたくさん収穫してしまったとき、どうしたら良いのかと困ってしまいますよね。

ブラックベリーは冷蔵庫で2、3日ほど日持ちさせることは可能ですが、日数が経てば経つほどカビが生えやすくなり、実崩れも起こしやすくなります。

そのため、長期保存が可能なジャムやソース、ジュースに加工したり、ケーキやアイスクリームなどのトッピング用に砂糖漬けにしてしまうのがおすすめですが、せっかくですから収穫直後のフレッシュなブラックベリーをそのままの状態で長期保存したいですよね。

ブラックベリー,食べ方,種,保存方法,ジャム,ケーキ,ジュース

ブラックベリーをフレッシュな状態で長期保存する場合、ラズベリーと同じく、冷凍保存するのが1番です。

ブラックベリーの冷凍保存方法はラズベリーの冷凍保存方法と全く同じですので、「ラズベリーの食べ頃の見分けとたくさん採れたときの冷凍保存方法」をご覧ください。

まとめ

ブラックベリーの美味しい食べ方と保存方法についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

ラズベリー同様、非常にデリケートな果実であるブラックベリーを日持ちさせるためには、ジャムやジュースなどに加工したり、砂糖漬けにしてケーキやアイスクリームなどのトッピングとして頂くのが一般的でしたが、冷凍保存することで収穫当時のフレッシュな味わいが楽しめるのは非常に魅力的ですよね。

毎年ブラックベリーを食べ切れずに傷ませてばかりだった方やブラックベリーの種が食べにくくて苦手だった方は、この機会に正しい冷凍保存方法と美味しい食べ方をマスターしませんか。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする