ブラックベリーの育て方|ブラックベリー地植えと鉢植え収穫方法

高い耐寒性と耐暑性と病害虫に強いと評判のブラックベリーは、ほぼ無農薬で育てることができるため、スペースさえあれば誰でも楽しむことができます。

そのため、これから園芸や家庭菜園に初挑戦される方にもおすすめの小果樹となっています。

しかし、いざブラックベリーを育ててみると、なかなか上手く育てることができず、途中で枯らしてしまう方も大勢います。

ブラックベリーは、初心者でも比較的安心して育てることができると言われていますが、実際はある程度の園芸や家庭菜園に関する十分な知識が無ければ、上手に育てることができない中・上級者向けの小果樹となっています。

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そこで、今回は園芸や家庭菜園に初挑戦される方に是非とも覚えておいて頂きたい、ブラックベリーの正しい育て方についてご紹介します。

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ブラックベリーの育て方

ブラックベリーは鉢植えと地植えどちらの方法でも育てることができる小果樹ですので、アパートやマンションなどの集合住宅にお住いの方やお庭にブラックベリーを育てるスペースが確保できない方は鉢植えに、畑やお庭に十分なスペースがある方は地植えで育てるのが良いでしょう。

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ブラックベリーの植え付け適期は、鉢植え・地植え共に11月から翌3月ごろとなっていますが、お住いの風土によって、若干植え付けの適期が異なりますので、12月から翌2月までのあいだに植え付けを完了するようにしましょう。

ブラックベリーを育てる際のポイントをまとめてみました。

ブラックベリーの育て方ポイント

ブラックベリーの育て方のポイントには「鉢植え・地植え共通」と「鉢植え」「地植え」とそれぞれ独自のものがあります。

[鉢植え・地植え共通]

  • 水はけが良く、有機質が多く含まれている中性の土壌。
  • 果実がついた枝は新梢へと後進しながら枝数を調節する。
  • 鉢植え、地植え共に支柱は必須。
  • 果実の熟成期がやや遅いので、温暖な地域では地植えが可能だが、寒冷地域では鉢植えで育てた方が良い。
  • 肥料は開花後と結実後に行う。

[鉢植え]

[植え付け時]

・根詰まりを防ぐために深さのある7号以上の鉢を選ぶ。

・赤玉土(小粒)と腐葉土を「7:2」もしくは「8:3」の割合で混ぜ合わせた土を使用する。

※市販の果樹用培養土を使用しても構いません。

・鉢の底に鉢底ネットと鉢底石を入れ、土を1/3ほど入れたら苗を置いてから土を盛って株を安定させる。

[置き場所]

・春から秋にかけては、なるべく日当たりの良い場所に置く。

・灰カビ病などの病気を防ぎたい場合は日当たりの良い軒先に置くと良い。

・冬はマイナス20℃から35℃以下にならなければ屋外で越冬させることが可能。

[水やり]

・鉢土の表面が乾燥していたら、水をたっぷり与える。

※特に夏は乾燥しやすいので、こまめに水やりを行うこと。

・水やりは春と秋は2、3日に1回ほど、夏は毎日、冬は1ヶ月に2から4回ほどを目安に行う。

[肥料]

・肥料は3月に元肥として油粕などの有機質肥料を、5月に追肥として速効性化成肥料を規定量与える

・9月にはお礼肥として5月と同じ速効性化成肥料を規定量施す。

[地植え]

[植え付け時]

・植え付ける前に日当たりの良い場所を探しておく。

・植え付けの際、必ず株の周囲を1.5mほどのスペースを確保する。

・ブラックベリーは土壌適応性が高いので、地植えする場合は特に気にする必要が無いが、直径40cm、深さ40cmほどの植え穴を掘ったら、掘り上げた土の1/3に腐葉土(堆肥)を混ぜて水はけを良くしておきます。

・植え穴に腐葉土を混ぜた土を先に入れ、その後に残りの土を入れて中央がやや盛り上がるように埋める。

・ブラックベリーの苗木は20cmほどの長さに切り落として深植えにする。

・株元を中心にビニールで覆うと土壌乾燥予防と雑草防止につながる。

[水やり]

・地植えの場合、水やりは基本的に植え付け直後と真夏以外は水やり不要。

※雨が全く降らない場合は水やりをすること。また、果実がついた以降に水切れが起こると果実の成長が止まってしまうため、実が付いたら定期的に水やりを行う。

・株が大きく成長すると水切れしやすくなる。

※水切れ後にいくら水をやっても葉が元に戻ることは無いので注意すること。

[肥料]

・開花前に肥料を与えると収穫量が激減するため、開花後に与えるようにする。

・6月と9月に油粕もしくは速効性化成肥料を与える。

・寒肥として2月に少量の速効性化成肥料を与える。

ブラックベリーの収穫タイミング

栽培環境や品種などによって若干異なりますが、ブラックベリーは6月下旬ごろから黄緑色から赤色、黒色へと徐々に果実の色を変化させてゆきます。

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しかし、ブラックベリーは実った全ての果実を1度に収穫することができませんので、果実が実ったら1ヶ月かけて毎朝少しずつ収穫しなければなりません。

ブラックベリーの収穫タイミングは、果実の色が黒々としており、触ると自然にポロッと取れてしまう頃です。

黒く色付いていても触って取れないようならば、まだ収穫時期を迎えていないということになります。

果樹に実っていた全てのブラックベリーを収穫したら、来年もたくさん果実をつけられるように株の根元で切ってしまいましょう

ブラックベリーは今年新しく伸びてきたシュートに来年の果実を身に付けるという仕組みになっていますので、今年収穫したブラックベリーの果実は昨年伸びた茎に実ったことになります。

来年もたくさん収穫したいならば、年末から年明けのあいだにしっかりと根元から枝を切っておきましょう。

ただし、今秋と来夏にブラックベリーが収穫できる二季なりの品種の場合、根元から切ってしまうと来夏にブラックベリーが収穫できなくなってしまうため、栽培中のブラックベリーの品種をよく調べてから枝を着るようにしてください。

また、ブラックベリーは病害虫に強いと言われていますが、全く予防をせずに育ててしまうとケムシやマメコガネ、コウモリガなどの害虫が根や葉を食べてしまったり、実った果実目当てに鳥やカメムシが集まってきます。

手塩にかけて育ててきた大切なブラックベリーを守るためにも、防鳥・防虫対策はしっかりと行うようにしましょう。

まとめ

ブラックベリーの育て方についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

耐寒性と耐暑性があり、乾燥や病害虫にも強いことから、「園芸初挑戦の方でも楽しく育てられる」「初心者でも安心して栽培できる」と言われているブラックベリーですが、実際はある程度の園芸や家庭菜園に関する知識が無いとスクスクと育てることができません

これからブラックベリーを育てたいとお考えの方は、ブラックベリーの育て方に関する知識を身に付けてから、育て始めるようにしましょう。

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