ブルーベリーの人気品種|ラビットアイ・ノーザンブッシュなど

ブルーベリーはガーデニングや園芸、家庭菜園初心者の方でも比較的育てやすく、場所も取らないので気軽に楽しめる小果樹として人気を集めています。

しかし、ブルーベリーは品種ごとに環境適応地が大きく異なるため、ブルーベリーを栽培する予定の方は必ず耐寒性・耐暑性・耐病性・土壌適応性・自家不和合性など、品種ごとの特性を理解したうえでお住いの地域に適合したブルーベリーの品種を見極め、それぞれに合った栽培方法を用いて育てて行かなければなりません。

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ただ、ブルーベリーの品種は現在150種類を超えており、どの品種を育てたら良いのかとお困りの方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は150種類以上ある品種のなかで最も代表的なブルーベリー種、

・ラビットアイ
・ノーザンハイブッシュ
・サザンハイブッシュ

この3種類について詳しくご紹介します。

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ブルーベリーの品種「ラビットアイ」とは?

ラビットアイとは、アメリカ南部に自生していた野生種を改良した栽培種のブルーベリーです。

この品種の特徴は、なんと言っても温暖な地での栽培が可能だということです。

これまでブルーベリーの栽培が不可能だと言われていた関東以南の温かい地域でしたが、ラビットアイの誕生によってブルーベリーの栽培が可能となり、今では沖縄県南西部にある石垣島ではパイナップルなどのトロピカルフルーツと共にブルーベリーの栽培も行われています。

ラビットアイは、土壌適応性、耐暑性、耐乾性に優れたとても丈夫で健康な品種ですので、初めてブルーベリーを育てる初心者さんにおすすめです。

ただ、果実の樹上熟成期間が他の系統のブルーベリーよりも長いので、収穫時期がどうしても遅くなってしまいます。ですが、熟成させた果実の味わいは驚くほど美味であり、種子のザラザラ感もほとんど感じられない種も多く、1度食べたら病み付きになります。

ラビットアイという名は、果実が熟す前の色がまるでウサギの赤い目によく似ていることが由来とされており、花が落ち緑色の果実が現れると、徐々に緑色から赤色、青紫色へと鮮やかに果皮の色を変化させてゆきます。

他の品種と比べると若干果皮が硬いのですが、果肉は甘味が強いので主にジャムやシロップなどの加工品に用いられています

【代表的なラビットアイ品種】

・ティフブルー

・ディライト

・ブライトウェル

・フロリダローズ

・パウダーブルー

・オンズロー

・ヤドキン など

ブルーベリーの品種「ノーザンハイブッシュ」とは?

ノーザンハイブッシュとは、アメリカの寒冷地に生息しているブルーベリー種を交配させて作られた栽培種のブルーベリーです。

温かい地域での栽培が可能なラビットアイとは対照的にノーザンハイブッシュは、北海道南部から東北地方の冷涼地での栽培に適した品種となります。

ハイブッシュ系のブルーベリー品種を栽培する場合、通気性と排水性に富んだ土壌が必須となりますので、粘土質の土壌で栽培する予定の方は根域が粘土質に入らないように改良してから育てるようにしてください。

ノーザンハイブッシュ系のブルーベリーは、果実の粒が他の品種と比べて大きくて青みがかっているのが特徴であり、酸味と甘味のバランスも非常に良く、果肉もしっかりとしている品種が多いので、ジャムなどに加工するよりもそのまま生で食べることに向いていると言えるでしょう。

特に果実のサイズが非常に大きくて風味豊かな「スパルタン」は、園芸が趣味である中高年の男性のあいだで絶大な人気を誇る品種となっています。

【代表的なノーザンハイブッシュ品種】

・バークレー

・ブルーレイ

・ブルークロップ

・チャンドラー

・エリオット

・アーリーブルー

・ヒューロン

・トロ

・レガシー など

ブルーベリーの品種「サザンハイブッシュ」とは?

サザンハイブッシュとは、寒冷地での栽培に適したノーザンハイブッシュの優れた果実品質と温帯圏での栽培に適したラビットアイの温地適応性を兼ね揃えた栽培種のブルーベリーです。

ノーザンハイブッシュ系のブルーベリー種を改良して誕生したサザンハイブッシュは、北海道南部以南の地域ならばどこでも栽培可能な品種であるため、園芸初心者さんだけではなく、農作物のプロフェッショナルである農家さんたちもこの品種のブルーベリーを栽培しています。

特に西南暖地の暑い場所はサザンハイブッシュを育てるのに最も適した場所となっておりますので、この地域にお住いの方はサザンハイブッシュを選ぶことをおすすめします。

果実はノーザンハイブッシュと比べるとやや小ぶりではありますが、果皮の色や果肉の味わいからは深みとコクが感じられるため、とても人気があります。

ただし、サザンハイブッシュはノーザンハイブッシュと同じく、通気性と排水性に富んだ酸性土壌で栽培することが必須となりますので、ハイブッシュ系のブルーベリー品種を育てる際は土壌管理に気を付けましょう。

【代表的なサザンハイブッシュ品種】

・サンシャインブルー

・ミスティー

・フロリダスター

・オニール

・リベイル

・ビューフォート

・サファイア など

まとめ

ブルーベリーの代表的な品種について3つご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

150種類以上の品種が存在するブルーベリーですが、ガーデニングや園芸に用いられるブルーベリーの品種は基本的に栽培種となります。

栽培種にはハイブッシュ系とラビットアイ系の2つに分けられ、ハイブリッシュ系はさらにノーザンハイブッシュ、サザンハイブッシュ、ハーフハイブッシュの3つに分けられます。

ブルーベリーは環境適応地が大きく異なりますので、初めてブルーベリーの栽培を始める方や転職してブルーベリー農園を始めようとお考えの方は、それぞれの品種の特性などをしっかりと学んでから栽培するブルーベリーを選択することをおすすめします。

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