カーネーションの育て方|種まきから越冬摘心まで

カーネーションをご家庭で育てる場合は、鉢植えを手に入れるか、またはポット入りの苗を購入する場合がほとんどでしょう。

カーネーション,育て方,種まき,越冬,摘心

しかし、種から植えてカーネーションをいちから見守る育て方に成功すれば、よりたくさんの花を咲かせることができ、楽しみも倍増します。

スポンサーリンク

カーネーションの種まき

 

カーネーションの種まきは、温暖な土地で9月から10月中旬にかけて行います。箱に、種まき用土を入れ、3粒から5粒ずつを蒔いていきます。種が重ならないように種まきします。

種が風で飛ばされないように土を2ミリぐらい薄く被せて、たっぷり水やりします。発芽温度は10~15℃なので涼しいところで発芽させます。

種まきして3週間ほど経ち、本葉が3~5枚出たら、3号ポットに仮植えします。霜が当たると葉っぱが傷むので、霜が当たらない日当たりの良い、例えば軒下などで越冬します。

ポットに植えた後、たくさんの花を咲かせる目的で、1回または2回ほど摘心して1月中旬には4号鉢に植え替えます。

母の日に花を咲かせるためには、早めに種まきする必要がありますが、生育温度を調整するにはかなりの注意が必要で、上級テクニックです。

鉢植えの用土は湿気を嫌うので、花の培養土にバ―ライトを1/10ほど混ぜたり、自家製の場合は赤玉土5、腐葉土3、バ―ライト2の割合で混ぜ、元肥としてマグァンブKを混ぜて作ります。

翌年の春に、定植するまで、このまま育てます。

カーネーションの越冬方法

霜が当たると葉っぱが特に傷みます。

余り耐寒性がないので、冬の間はビニールトンネルを作るか日当たりの良い室内での越冬が安全です。

しかし、ビニールできっちり覆ってしまうと通風が悪くなるので、あくまでもトンネル、風通しができるようにしておきます。

カーネーション,育て方,種まき,越冬,摘心

暖かい地方でも念のために霜よけを常に念頭においた育て方をしましょう。

暖かい地域では腐葉土、敷き藁などでも越冬対策することができます。

家庭で栽培する場合は、ホームセンターなどで販売している小さなビニール温室や被せる苗ドームなどを使用してもお手軽です。

カーネーションの耐寒温度は0℃といわれています。気温が5℃を下回ったらそろそろ危険なので対策を施しましょう。

室内で管理する場合も、日中は窓辺の日当たりの良い場所で、日光を取り込めるようにして、夜は寒さを避けるように部屋の中央に置くなど細かい手当ても必要です。

手厚い育て方をしても、元気がなくなってきたら、水やりも控え、肥料もあげないようにして見守ります。

霜に当てないように軒下に置いてもいい環境です。高さが10センチほどになったら節を2節ほど残すように摘心して、わき芽の数を増やします

暖かくなったら、日当たりと水はけの良い場所に、20~30センチ間隔で植えつけます。鉢植えにする場合は6号鉢に1株を目安にします。

春先になったら、有機固形肥料を追肥として与えます。

用土としては、庭に植える場合には、堆肥、腐葉土、油カスを混ぜ、鉢植えの場合は、赤玉土小粒7、腐葉土3を混ぜます。

カーネーションの摘心

 

種から育てたり、小さい苗から育てると、数本の茎が上に伸びてきます。その茎の先端を数センチ切りつめます。

カーネーション,育て方,種まき,越冬,摘心

その事によって新しい芽が左右に出てそこから新しい芽が左右に生え、株のボリュームが増します。茎の本数が増えるので、最終的に花の数も増えて株が豪華になります。この様な手入れを摘心といいます。

摘心とは、花や植物の栽培において、側枝の発達を促したり、背丈を制限するために、茎の上部を切り取ることです。草花はぐんぐん上に伸びていきますが、そのまま放置すると、花が咲きづらくなったり、見ためのバランスが悪くなります。

それは茎の先端にある茎だけが優先的に伸びてしまい、そのためだけに養分を使ってしまって他の茎に花が咲かなくなってしまうからです。

さらに株が大きくなりすぎると、蒸れたり病気や害虫が発生する心配もあります。花が健康で育つように敢えて、切りとる摘心という作業をおこなう必要があるのです。

摘心を何度か繰り返すと、横にも茎が生長して、草丈はコンパクトにバランスが取れ、わき芽も発達してたくさんの花がつくようになります。

カーネーションの栽培でも、この摘心という手当てを複数回行って、花芽をたくさんつけ、姿の良い株の生長を目指します。

摘心に似た手入れの仕方には、切り戻しという手法もあります。切り戻しとは咲き終わった花や茎をすぐに切りとる作業のことです。早く行えば行うほどそれだけ、養分をこれからの生長だけ使うことができます。

双方とも行うことによってたくさんの枝が伸び、花つきがよくなります。せっかくの茎を切り取ることは、もったいないと思う人もいると思いますが、思い切って行うことをおススメします。

摘心を行う時期は、その植物の生育が 活発な時に行います。長く伸びた茎の先端の芽を手で摘み取るか、ハサミで切ります。

摘心を行う回数も1度だけではなく定植させてから、1回半、2回など複数回の摘心を行って花を効率よく咲かすようにします。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする