クリスマスローズとは|クリスマスローズの概要と分類

最近、わが子の育児や教育に一段落したミセスの間でガーデニングに興味を持つ人が多くなりました。彼女たちはチューリップやスイセンなど球根やパンジーやデージー、その他の苗を植えて育てて、楽しんでいます。

でも、少し前までクリスマスローズの花を育てている人はあまりいなかったように思います。この頃、この花の奥の深さと魅力に惹かれて、はまっている人が多くなって、静かなブームとなっています。その証拠に園芸店やインターネット販売で見られなかったクリスマスローズの苗が、しばしば見られるようになりました。

そして、小さな苗は手軽な価格で買えますが、花芽がついたものはそこそこのお値段がついています。そしてきれいな花なのですが、なんといっても可憐で控えめ、そう思うと、株数、種類などある程度まとまって欲しくなります。

そうすると、ガーデニン費用も高額になります。ですから、せっかく買ったら、上手く育ててみたいものです。

クリスマスローズ,分類花

少し、クリスマスローズについて予習をしてから、栽培にチャレンジしてみましょう。

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クリスマスローズとは

クリスマスローズというなんとも美しくて幸せが来るような名前に惹かれて、この花に興味を持つ方が多いと思います。

クリスマスローズ,分類花

しかしクリスマスローズは、バラの仲間でもなく、全ての日本ではクリスマスの時期に花を咲かせるわけではありません。

クリスマスローズは植物学上、キンポウゲ科の多年草の仲間です。キンポウゲ科というとピンときませんが、キンポウゲ科の花といえばアネモネ、クレマチス、オダマキなどそうそうたる花が仲間で、何となく似ている感じもします。

その視点で見るとその他の花同様、クリスマスローズも花の魅力の他に、奥の深さも感じます。

その上、多年草ということですから、一生懸命手入れして、その年で終わりということではなく、大事に面倒をみれば来年も花を見られるという点で、ガ―デニングの楽しみや励みになります。

クリスマスローズは、花弁が発達せずに退化し、ガク片が花弁状になって、あたかも花びらのように見えるのが特徴です。そのため一般的な花に比べて大変長持ちして、きれいな花を長期間、観賞することができます。

クリスマスローズは、交配によって花の色、形、姿など株ごとに異なるので同じ花はひとつとしてないくらいです。

和風庭園にも、洋風庭園にも花が少なくなった冬のさみしい時期に、長い間にわたって私たちの目を楽しませてくれます。

常緑であること、花だけではなく、葉の形もかなりの種類があり、草丈もいろいろあるのでガーデンニングの夢も拡がります。

沢山の種類を植えれば、花の色だけではなく、開花時期も幅があります。他の種類の花と組み合わせて一層楽しみが大きくなります。

また、その清楚で上品な姿は、ガーデニングだけではなく切り花のアレンジメント、茶花としても人気があります。

ちなみに茶花としての名前は、雪起し、寒芍薬、八手花笠、節分草だそうです。やはり日本語は季節感があって趣がありますし、日本人にとって心に響きます。

しかし、きれいな花にはちょっとした秘密もあります。
すべての種類にというわけではありませんが、強い毒性を持っていることがあります。そのため、口にすると吐き気や下痢を起こしたり、皮膚がかぶれたり、心臓に対する毒性もある場合があります。
小さなお子様などは大事をとってこの植物の樹液に触れたりしない方が安心です。

 

 

クリスマスローズの分類

 

クリスマスローズはヘレボルス(属)の標準和名です。ヘレボルスは株の形態から有茎種と無茎種に分類でき、栽培法が異なります

クリスマスローズ,分類花

また、別の区分の仕方として、原種と交配種に分けることができます。ヘレボルスは種類が多いのが特徴ですが、その原種は約20種に分類され、それらはさらに有茎種と無茎種に大別できます。日本で栽培された原種は気候など環境が影響して種の特性が薄れて、見分けがつきにくくなる場合もあります。

原種は同一の種類でも個体差が大きくまた栽培環境を選びます。基本的にこの植物は夏場の蒸し暑さは好まず、風通しがよく水はけの良い場所を好みます。

交配種は原種を人工的に交配して作り出された品種です。各種の交配によって、今までの花から想像できなった色彩や花形が生まれて、育てる人に喜びや驚きを与えてくれるのです。

交配種はさらに有茎種間の交配種と無茎種間の交配(ヘレボルス・ヒブリドゥス)に分類されます。

交配種は一般的に原種の弱点を補い、丈夫で育てやすく、露地栽培も可能な種類が多くなっています。

クリスマスローズの原産

 

クリスマスローズはスイス、ドイツ、オーストリア、バルカン半島などが原産地に当ります。日本の北海道から樺太位の緯度と同等です。ヨーロッパの地中海沿岸や西アジアの石灰岩地帯の林や草原に自生しています。

その事から、クリスマスローズは原産地の環境から推察して寒さに強く、暑さには弱い植物ということになります。日本のように高温多湿で夏に強い日光が照りつける場所は好みません。

しかし最近の交配種は丈夫で栽培される地域の環境に適応されやすい品種が多く出ているので、日本でも十分楽しめるようになりました。

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