クリスマスローズの育て方|クリスマスローズの種まきから開花まで

一般的な草花は、春、暖かくなると生長して、寒くなる秋冬には活動が休止します。しかしクリスマスローズは正反対の生育サイクルを持っているので育て方も違います。

そのため、10月に種まき、植え替え、株分けなど栽培スケジュールが開始するといってもいい植物です。寒い時期に発芽したり、花の蕾も膨らみ開花します。

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開花時期も普通の植物とは異なっているので肥料を与える時期も、他の草花とは異なり冬場になります。

 

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種の採取と保管から種まき(秋まき)まで

 

花が咲いて4月に入り、子房が丸く膨らんできたら花に袋をかぶせます。袋はお茶パックを使用して種が飛び散ってこぼれ落ちないようにします。袋の開いた部分もテープで貼るホッチキスで止めます。房咲きの花は花房全体に大きな袋をかけると簡単です。お茶パックや出しパックを利用すると、雨降りや水やりの水に対して都合がいいです。

また、種を取る必要のない子房は大きくならない内に花からもぎ取っておき、花の終わった株が弱らないようにします

5月に入ると、熟してパンパンだった鞘が自発的にはじけて、お茶パックの中に種子がこぼれています。そうしたら鞘の中に残った種も全て取り出します。

お茶パックから種を取り出し、枯れた茎や葉っぱなどゴミを取り除き、新しいパックにバーミキュライト(土壌改良材や種まき、挿し木など園芸用の土)と種類ごとに分けた種を入れます。

パックを1日水に浸け、その後、殺菌剤(1000倍に薄めたダコ二―ルやベンレート)に袋に入れたまま12時間ほど浸けて殺菌します。

パックが余裕を持って入る鉢を用意し、鉢の一番下に鉢底石を入れ、赤玉土を入れて、種の入ったパックを置き、鉢の八分目まで赤玉土をかぶせ、たっぷり水やりし、常に土を湿らせておきます。その時、種が重なり合って腐らないように注意しながらパックを埋め込みます。

鉢に種の種類など記して置くと、どんな花が咲くのか種まきの時、確認することができます。

 

5月に種を採取して、種を保管した鉢は乾燥しないよう湿らせて、涼しくて日の当らないところに管理し、1か月に1度、ベンレート1000倍溶液などを与えて殺菌します

10月になって気温が安定してきたら、4号ポット(直径12センチ)に鉢底石を入れ、赤玉土(種まき専用土や赤玉土細粒など)をのせ、よく湿らせておきます。その際、肥料や腐食質のものは入れないでください。

貯蔵してあった種を水で濡らしてから種まきします。4号ポットに30粒くらい蒔いて、約1センチほど土をかぶせます。

発芽するまで、土が常に湿らせた状態を維持します。鉢は直射日光の当たらない戸外に置いておきます。

芽が出るまで、種と用土が乾燥しないようにするのが、発芽成功のコツです。

また、輸入物など乾燥した種を購入した場合は、数日間、水を含んだスポンジの上に置いて吸水させてから種まきします

11月末から12月初めには苗床の中で数センチの芽を出します。

発芽したら、液体肥料(ハイポネックス原液など)を1500~2000倍に希釈して6月初めごろまで週に1回程度与えます。

12月に入り寒さが厳しくなって、葉が茶色になり枯れたように見えますが、これは植物の体を守るためなので、心配要りません。

多数発芽する前に、本葉が1~2枚出たら次々9センチのポットに植え替えていきます。その場合の用土は赤玉土6割、腐葉土3割、鹿沼土1割を混ぜて使います。

寒さが厳しくなり、風も強くなってきたら用土の乾燥に注意し、水は鉢底から水を吸わせるようにします。冬の水やりは午前中にします

初夏から~秋冬までの育て方

5月に入って気温が25度を超えて夏日になってきたら、温度や日射に注意し遮光の準備をします。

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銀色の遮光ネットをかけて、暑い日光を遮断します。

6月に入ると苗から新しい葉が伸びてきます。灰色カビ病が発生する時期なので、殺菌剤を散布します。

9月後半になったら、夏の間遮光していたクリスマスローズに太陽光を当てるようにします。

この頃になったら、発芽苗を入れた、9センチのポットを12センチほどのホットに植え替えます。

植え替え後、徐々に固形肥料や液肥を与え始めますが、気温の変化も関係して与えすぎると根腐れなどの原因になるので、様子を見ながら10月末頃まで行います。

クリスマスローズの初めての開花まで

 

クリスマスローズは順調に育った場合の開花時期は発芽から満2年を経過すると初めての花を咲かせてくれます

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そのために、大きめな鉢に順次植え替えしていきます。開花時期予定の前年の2月から3月初旬に5~6号、10月には6~7号の余裕のある鉢に植え替えします。しっかりとした株で、開花後も次の年にまた花芽をつけられるように根が十分伸びられるような鉢を用意します。

クリスマスローズの上手な育て方として、窒素、リン、カリウムなどを上手に与えることも大切です。

基本的に暑い時期には肥料をあまり必要としませんが、気温が低くなる9月から翌年5月頃までが施肥時期です。

クリスマスローズの生育スケジュールと育て方を考えながら適度な肥料を与えるようにしましょう。

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