葉牡丹の花言葉とお正月との関係

今や、葉牡丹の色や形、大きさなどは把握できないほど多種にわたっています。

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昔は花壇にドーンとひとつ、あたかもキャベツのように植えられていましたが、最近の葉牡丹の進化で、この植物オンリーでもハイセンスなアレンジやガーデニングが行われて、目を見張るものがあり、すっかりその美しさの虜になってしまいます。

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葉牡丹の花言葉

冬の間、私たちの目を楽しませてくれた葉牡丹も春先になると、中心部の茎がグーンと伸びて小さく可愛い黄色い花をつけます。

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葉牡丹の花の花言葉「利益」、「祝福」、「物事に動じない」、「慈愛」、「愛を包む」などがあります。

「利益」は葉牡丹がキャベツの仲間なのでキャベツと同じ花言葉を持っています。キャベツは外側から葉っぱを剥いていくと幼い芽や花があります。その芽や花を赤ちゃんが生まれると関連づけて、「利益」という花言葉になったのです。

又、中国、三国時代の軍人諸葛孔明の故事から来ていて、葉牡丹(キャベツ)が中国で戦いのときに食料とされて重宝したという説から「利益」という花言葉がつけられたともいわれています。

「愛を包む」や「慈愛」、「祝福」も中心に大切に育まれた花を赤ちゃんと見たてて、包み込んで守っている葉っぱに由来しています。真ん中の奥深くによいものがあり、周りの葉っぱで守っているイメージがなのです。

又、葉牡丹の紅色、白色の葉っぱが重なり合う様子はお祝い事にはピッタリの配色です。

また、周りの葉っぱは横に広がりどっしりとしていることから「物事に動じない」という花言葉に通じています。

葉牡丹の由来

葉牡丹の原型となる植物は、地中海沿岸のブラッシカ・オレラセアというケールで、紀元前から自生していました。

葉牡丹の元となる植物が、オランダから日本に渡ってきたのは、江戸時代中期です。1709年の農学書「大和本草」には「オランダナ」と表記されています。本草学者、貝原益軒が味がよいことや花について記載していたので、当時は野菜として認識されていたようです。また種をまいてから3年後に開花するとされ「三年菜」と命名されました。

1778年、「本草正正譌(ほんぞうせいせいか)」という書物に、山岡恭安が「牡丹菜(牡丹菜)」、一名、葉牡丹と著しました。

江戸時代後期になって、巷で現代風に言えばガーデニングブームが起きて、葉に斑入りのものを作るなど、自家製で交配させることもさかんにおこなわれ品種改良も進みました。

葉牡丹は古典園芸植物といって、江戸時代に日本独自の発展をして、明治以降もその美しさを探求して育種されてきた植物です。

江戸時代から観賞用として品種改良が、東京の鹿骨で行われていましたが、明治時代中期からは名古屋方面にも拡がりました。しかし、今のように色がきれいな葉牡丹を作りだしたのは日本であるのかヨーロッパなのかはっきりわかっていません。でも、海外で流通している葉牡丹が日本生まれの種類が多いことも確かな事実です。

葉牡丹という名前は、1778年、姿が「牡丹の花」に似て葉っぱがたくさん重なっていることから名づけられました。ただそれは花ではなく、葉っぱが、ということで命名されました。

葉牡丹とお正月

葉牡丹はお正月の時期に見ごろを迎え、千両、万両、松、竹とともに門松や、元旦の玄関、床の間などに飾ります。

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それらが縁起のよい植物だからです。名前の由来にもなっている「牡丹」も縁起がよくお正月に使われる花ですが、最近では牡丹より骨太で安価で手に入り、見ごろの長い牡丹が重宝されるようになりました。

昔は、冬に咲く寒牡丹をお正月の花として飾っていました。牡丹は別名、富貴花といわれお祝いの花でした。しかし、冬牡丹は数が少なく貴重で高価な花です。そのため、お正月に冬に旬を迎える葉牡丹が牡丹の代用品として使われるようになったのです。その習慣は古く江戸時代から正月飾りとして選ばれていたという記録があります。

葉牡丹の花言葉も「祝福」や「利益」など縁起の良い言葉が選ばれているのも、お正月に飾る花としピッタリな理由の一つです。

葉牡丹には、葉っぱが幾重にも重なっていることから「吉事が重なる」という意味もあります。

門松や、お正月のアレンジで、紅を女雛、白を男雛に見立てて、向かって右に赤色の葉牡丹、左に白の葉ボタンを飾る習慣があります。

しかし、あまり葉牡丹の意味や由来などを考え込むことなく、12月に買い求めた葉牡丹に紅白の水引や、金銀のお飾り、お正月の雰囲気の出るピック等をつけ加えて、お正月のアレンジにしても十分楽しめます。切り花と違って長い間観賞することもできます。

なんといっても、花の少ない冬の時期に、葉っぱであるにもかかわらず、鮮やかな色合いの葉牡丹はとても重宝されます。

加えて、葉牡丹の花言葉は、喜ばしい意味や縁起の良い意味など、おめでたいものばかりですから、お正月のお花として人に敬遠されることなく万人向けで、安心して使うことができます。

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