葉牡丹のお悩み|茎が長く伸びる原因と対策

茎が長くアンバランスに伸びてしまうことを聞き慣れた言葉ではないのですが徒長といいます。

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徒長してしまった植物は、組織が弱く、軟らかいので病気になりやすく、いわゆるひょろひょろで虚弱です。害虫にも攻撃されやすく、気温への適応力もありません。花が咲かなかったり、実もならないことも多いのです。

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葉牡丹の茎が不自然に長くなる原因

水やりし過ぎると、不健康に伸びる原因になります。植物の組織が水を吸って膨れてしまうと、最終的には必要以上に伸びてしまいます

日当たりの悪いことで葉牡丹の茎がへんに伸びることがあります。

植物は生きていくために、太陽の光で光合成をすることで養分を作ることが不可欠です。そのため太陽の光を求めて生長しようとするので、日当たりが悪いと日光を探して上を向いて不自然に伸びてしまいます。

植物は適当な量の風を受けることによって、植物ホルモンを分泌し、エチレンを発生します。植物に風が当たると呼吸や光合成を促します。加えて、湿気が溜まってしまうことも植物には悪影響なのです。

エチレンは伸びを抑えて茎を太くします。そのため風通しが悪い状態で育てると茎が細くなり、ひょろひょろ伸びてしまうのです。

窒素が不足すると、生長しづらくなり、葉っぱの色も悪くなります。そのため窒素肥料は伸びるために適当量与える必要があります。しかし与えすぎると、不必要に生長しすぎて、結局、徒長になってしまいます。

また、種を密集して蒔いた場合、苗が競争して伸びようとして、上に上に伸びていきます。その結果、よわよわしい苗になり、徒長して茎が倒れてしまう場合もあります。

種蒔きした苗や室内の鉢植えが徒長した場合の対策

葉牡丹の茎が長い状態になるのは、生長が活発になる時期です。

いわゆる葉っぱが色づいて、見ごろの時には徒長は目立ちません。種まきして定植する間の生長期には徒長を防ぐ注意が必要です。

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徒長してしまったら、見た目よりずっと葉牡丹が弱っていることは忘れないようにしてください。

そのため、徒長しているからといって、急に日当たりの強い所に出すと負けてしまって、環境の変化についていけず葉焼けを起こしたり、一気に枯れてしまったりすることもあります。慣らしながら、少しずつ環境を改善してあげましょう。

葉牡丹を種蒔きした苗が徒長気味になってしまったら、植え替えする時に少し深めに植えて土を寄せて固定しておいたら、茎の長いのが目立たずにまっすぐに生長して、何とかうまくできた例もあります。

根本的な対処ではないかもしれませんが。苗が弱っていることも考慮して、害虫よけのオルトランなどを蒔くなどの細かい注意も必要です。

しかし、基本的に茎が長い状態になってしまった葉牡丹は、元通りに直すことはできません。

部屋が一日中、閉めきりであると葉牡丹の生育にはよくありません。植物が上手に育たない原因は、気温、湿度、日当たり、水やり具合、不敵質な栄養量などによります。それらの要因によって、葉の色、葉の大きさ、葉の形、茎の太さや長さ、全体のバランスが崩れてくるのです。

風通しは植物の光合成や呼吸を行う気孔の開け閉めに大きく影響します。また空気が適切に流れると温度調節や、根からの水分の吸い上げを促し、蒸散作用をも活発にしてくれるのです。

日当たりと同時に空気が流れていることはとても重要です。そのことは病気の発生さえ予防してくれます。

そのためドアを少し開けておいたり、時には扇風機やサーキュレーターで適度に空気を動かしてあげることも必要です。

暖かくなって、中央部がぐんぐん伸びてきたら~

暖かくなると、中央部がぐんぐん伸びるとトウが立ち、花が咲き、株のバランスが崩れてきます。

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そのまま放置しておくと、夏の暑さに弱い葉牡丹は、夏を超えられずに枯れてしまうことが多いのです。

4月に入り、花が終わったら、茎が長い部分を切り戻します。切り口がじくじく、水っぽい時は腐りやすいので、乾くまで注意して、アルミホイルなどをかぶせておいてもいいでしょう。これが葉牡丹の剪定のポイントです。

そうするとわき芽が出てきます。鉢植えの場合は、5月の中頃、根鉢を崩して切らないように注意しながらひとまわり大きな鉢に植え替えます。鉢を大きくすることによって、夏の暑さや極度の乾燥を防ぐことができるからです。

その際も、アブラムシや、青虫に食われやすいので、粒状の殺虫剤を株元におきて、予防します。ナメクジも手ごわいので、見つけたらすぐ取り除きましょう。

夏を過ぎてわき芽が伸びると、増えた枝の先に、葉っぱがつき始めます。その後、茎はくねくね伸びて、新しい葉牡丹がいくつもついて、ユニークな踊り葉牡丹となります。葉牡丹は冬の時期に葉っぱを楽しんで、処分されてしまう一年草のように思われていますが、上手に育てれば、夏を越すことができます。本当は多年草なのです。

手軽に葉牡丹の鉢植えを購入した人も、是非、剪定を行って楽しんでみたらいかがですか?

葉牡丹は次の年は、初めての冬とは違った奇想天外な葉っぱの色や形など違った様子が見られて興味深い植物です。

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