葉牡丹とは|葉牡丹の概要と分類

お花屋さんの店先で葉牡丹を見つけて買い求めても、とても丈夫で育てやすい植物です。

それほど難しい手入れをしなくても、長い期間、寒さにも負けず、変わらず美しい姿を見せてくれるので、忙しい人、あまり植物の世話を熱心にしない人にもお手軽です。

最近では、鉢植えだけではなく、切り花用の種類も作られ、お正月の生け花にも趣きを添えています。

葉牡丹とは,種類

また、驚くことにアメリカのカリフォルニアなどでは食用としても、ブロッコリーよりも栄養価が高いと注目されています。

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葉牡丹とは

葉牡丹とは、花が少なく寂しい冬の庭や、お正月飾りの鉢物や生け花になくてはならない植物です。

キャベツの仲間で、目で楽しむのは、葉っぱの部分ですが、白、赤、クリーム色、ピンクに色づいてとてもきれいです。葉牡丹の紅白の色合いがおめでたいとされています。

漢字では葉牡丹と書いて、字のごとく重なり合った多くの葉っぱの姿をあでやかな大輪の牡丹の花に見立てています。また、別名を花キャベツともいいます。

昔はキャベツより大きな株を花壇や大きな鉢にドーンとひとつ植えることが主流でしたが、最近は、矮小化されたもの、多くの品種改良で小型のものに人気があります。

良い葉牡丹を手に入れるためには、色が鮮やかで、十分巻いているものを選ぶようにします。

見ごろが終わり、2月頃から先端が盛り上がって、春になり暖かくなると茎が伸びて、菜の花の様な黄色い小さな花をつけます。いわゆる葉物野菜のようにとう立ちします。

葉牡丹の分類

 

葉牡丹とはアブラナ科アブラナ属の多年草です。キャベツの仲間のケ―ルを観賞用に品種改良した、いわばキャベツやケールの親戚筋です。

葉牡丹とは,種類

葉牡丹とは、大きく分けて「丸葉系」、「ちりめん系」、「さんご系」の3つの種類があります。また丸葉系は「東京丸葉系」と「大阪丸葉系」に分類されます。

丸葉系は葉っぱが丸い葉牡丹で、さらに「東京丸葉系」と「大阪丸葉系」の2つの種類があります。

「東京丸葉系」は江戸時代から栽培されている葉牡丹で、葉っぱは丸く、キャベツによく似た形をしています。厳しい寒さや暑さにも強いので育てるのは簡単です。代表的品種は、白い葉で真ん中が薄紫の「日の出」です。

「大阪丸葉系」は東京丸葉系とちりめん系をかけ合わせた種類です。戦後栽培が盛んになりました。葉の縁が優しくウエーブして、葉の色もきれいです。代表品種に「つぐみ」があります。

「ちりめん系」は、葉っぱの周りに細かくフリルが入って縮れている葉牡丹で、名古屋が発祥地です。フリルができる分、葉っぱのつきがぎっしり詰まった感じです。

根が張りにくいので、庭に地植えするより、鉢植えに向いています。「紅カモメ」などが代表的です。葉牡丹の中では、やや寒さに弱い性質です。

「さんご系」はロシアから伝わった切れ葉のケ―ルと丸葉系をかけ合わせて出来た品種です。葉っぱに小さく深い切れ込みが入り、とても繊細で姿の良い葉牡丹です。代表的な物として「紅孔雀」や「白さんご」があります。

花になるのが遅いので長期間観賞できるメリットがあります。

葉のカラー的に見ると、外側が濃い緑色や白色、中心部に行くほど、緑、白、ピンクとなっていく葉牡丹がほとんどです。しかし、緑、濃い紫色、白、緑色など単品の品種もあります。

高さで分類すると、高性種(草丈70センチぐらい)と普通の葉牡丹に分けることができます。高性種はガーデニングだけではなく切り花に使うことができます。バイカラートーチ、初紅、冬紅、初夢などがよく知られています。

ミニ葉牡丹は2種類あり、ひとつは、小さく育つ葉牡丹、もうひとつは普通の葉牡丹を株間や根が伸びる範囲を狭めて小さな株にしたミニ葉牡丹です。

人気の種類・品種

 

以前は、大きな葉ボタンを、花壇や大きな鉢に1株栽培することが主で、あまりモダン?な印象はありませんでした。

葉牡丹とは,種類

しかし矮性のミニ葉牡丹の人気が高まり、花壇に複数植えて色の多様性を活かしてデザインしたり、生け花にもたくさん使われるようになりました。お正月のお飾りのイメージだけではなく、クリスマスのアレンジなど洋風に楽しむ幅も拡がっています。

お花屋さんの店頭では、なかなか品種名まで紹介されていません。お好みで葉っぱの形、色合いなどを見極めて購入し、栽培すると冬の間も丈夫で育てやすい植物です。

最近注目されているのが、深い紫、黒に近いようなカラ―の葉牡丹が注目です。他の植物にもあまり見られないので新鮮な見栄えですし、寄せ植えした場合も、花壇の雰囲気を作ってくれます。

カラ―をこのブラック系に統一し、丸葉系、ちりめん系、艶消し、艶ありの色目などいろいろとりそろえるなどしてシックなガーデニングを楽しむことができます

また形状的には、今まで見慣れた葉牡丹とは異なるケ―ル系が新鮮です

また同じ葉牡丹でも、ミニミニサイズから特大サイズまであるので、ガーデニングの用途に合わせて選び、寄せ植えすることもできます。

高性種は背が高く、ひとつの茎から複数の葉牡丹がつき、生け花やガーデニングのアレンジに利用して変化を楽しむこともできるので人気が高まっています。

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