ヒヤシンスの越冬|ヒヤシンスを次の年にも咲かせるコツ

秋にヒヤシンスを植えても、きれいな花を咲かせるのは越冬した3月頃です。植える球根に、さももう少しで芽が出る気配があっても、開花は一定期間過ぎてからになります。

ヒヤシンス,越冬,次の年

また、ヒヤシンスの美しい花を十分観賞したらその魅力にとりつかれて、次の年もまた花を咲かせてみたいとお考えの人も多いはずです。

スポンサーリンク

ヒヤシンスの越冬方法

ヒヤシンスの性質として、越冬したと球根に感じさせてあげないと花が咲きません。比較的寒い地域では、秋に地植えしてあげれば、少し経つと寒い冬がやってくるので、ヒヤシンスは自然に冬を感じて、春になるときれいなお花をつけます。

反面、ヒヤシンスは少々、雪が降ったり、霜がかかっても寒さに強いので大丈夫です。

ヒヤシンス,越冬,次の年

水栽培の場合も、芽が出るまでは越冬したと思わせるように屋外の冷気に当てましょう。

最近の室内は暖房が利いているので、ヒヤシンスの水栽培の初期段階の管理には不向きです。

そこで、水栽培容器に球根をセットしたら、越冬する代わりに冷蔵庫にしばらく入れておくのがお手軽でおススメです。

しかし、球根1球でしたら余り場所を取りませんが、複数個を冷蔵庫で保管するとすれば、場所をとって邪魔になります。そんな場合は、例えばプリンやヨーグルトなどの空き容器、小鉢などを利用して、球根のお尻がわずかに浸る程度に水を入れてセットします。そうすれば水栽培容器よりは場所をとりません。

水に浸かりすぎると球根が腐ってしまうので、水を入れすぎないようにします。根が出てきたか確認しながら、水替えもしてあげます。

根が出てきて、カップが小さくて伸びれない状態になるのはかわいそうです。根がある程度伸びてきたら冷蔵庫保管も終了します。よく観察しながら冷蔵庫に1~2か月、5℃を目安として保管します。

簡単に、低温処理を行う場合は、水栽培容器にセットする前に球根を新聞紙に包んで、10℃以下で3カ月程度保存することにより、低温処理ができます。

ヒヤシンスの花が咲いた後の手入れ

ヒヤシンスが咲き終わったら、花ガラを手で摘み取ります。花が咲き終わった後もそのままにしておくと、種を作ろうとして球根からさらに養分が使われて弱ってしまうからです。

茎全体を切り落とすと、切り口から菌が入って腐ってしまう場合もあるので、花ガラだけをていねいにとるようにします。枯れた花を放置しておくと、カビが生えて病気の原因になることもあります。

葉っぱも球根に養分を溜めるために、光合成をしてくれるので残しておきます。そこでさらに栄養を補うために、カリウムを多く含む草木灰を与えてあげるといいのです。手軽に行うためには草花用の液体肥料を2週間に1回程度与えるといいでしょう。

地植えの場合は2~3年は球根を掘り上げずにそのままにしても毎年花は咲きます。鉢植えの場合も花は何とか咲きますが、鉢の土に栄養が残っていないので花のつきも悪く小さくなります。

鉢植えのヒヤシンスは次の年も咲かせるために花が終わったら掘り上げるか、大きな鉢に新しい土を入れて植え替えましょう。

水栽培のヒヤシンスは、花が終わったら根を傷めないように注意して、容器から球根を取り出します。その球根を深さ30センチ位の穴を地面に掘り、たっぷり水を溜めて、栄養分を含む培養土を入れて植えます。

この状態で10日に一度、液体肥料を与えて6月までそのままにして、その後掘り出します。この球根を秋になったら植えつけます。しかし水栽培をした球根は花を咲かせるまでに養分を排出し、改めて養分を貯蔵する力もありません。そのため、この方法をとっても次の年に花が咲かない場合も多いのです。

花が終わるとヒヤシンスの休眠期に入ります。水やりも減らし、葉っぱが黄色くなったら球根を掘り起こします。

掘った球根は、水でよく洗ったら乾かしましょう。根や傷んだ表面の皮は除去して、風通しがいいようにネットやザルなどに入れて、日陰の乾燥状態のところに保存します。

このように、球根を休ませ、10~11月頃、再び球根を植えます。

ヒヤシンスを増やす方法

ヒヤシンスの種を採って花をつけるまでに育てて行くのには非常に長い時間がかかるため、球根から増やす方法がとられています。

ヒヤシンス,越冬,次の年

そのために、ヒヤシンスの花が咲き終わったら、種ができて球根の栄養分が失われないように花ガラを早めに摘み取るようにします。花が終わっても、葉っぱに光合成を活発に行わせ、次の年のために肥料も補います

ヒヤシンスは自然に分球することはないので人工的に行う必要があります。

7月頃、掘り上げた球根の底に十文字に深く切り込みを入れます。その時のナイフは雑菌が入らないように消毒して使用します。

その状態で風通しのよいところで保存すると、球根の切れ目に新しく小さい球根が数個できます。

10月~11月になって植えると2~3年で花をつけるようになります。ただし、切り込みを入れてしまうと元の球根は花をつけることがありません。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする