ヒヤシンスとは|ヒヤシンスの特徴や季節開花時期

小さな花が密集して咲き、それに加えて肉厚で放射状に伸びる肉厚の姿のいい葉っぱのバランスに上品な豪華さを感じます。また、花色は紫、白、ピンク、黄色、赤、青色など種類が多く、甘く強い香りが特徴です。

ヒヤシンスの球根は表面は黒褐色、卵型です。鱗片が層になった鱗茎です。通常の植物は花を咲かせると養分を取られてスカスカになりますが、ヒヤシンスの場合は萎まないで年を重ねるごとに、大きくなります。しかし、子球のつきはあまり見られません。

ヒヤシンスとは春に咲く秋植え球根です。地植え、鉢植え、水栽培、切り花などいろいろな方法で栽培することができます。

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知らない人はいないほどポピュラーな花で、小学校の理科の授業でヒヤシンスの水栽培を体験した思い出のある人もいると思います。

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ヒヤシンスの分類

ヒヤシンスとはユリ科の多年草です。そのためよく見るとびっしりとつく花は漏斗状の6弁花です。学名はヒヤシンスオリエンタリスといいます。別名「風信子」、「飛信子」、「夜香蘭」とも言います、

ヒヤシンスには3種の野生種があります。その中でもよく栽培されているのはオリエンタリス種から品種改良が行われた園芸種でトルコ、レバノン、シリアなど地中海沿岸に自生します。

青い花が咲いてよい香りがしますが、1本の花茎に数輪の花がつく程度で、よく見られる花茎にびっしり花がつく園芸品種とは違った花のつき方をします。

園芸品種は日本で約10品種が栽培されて花の色も豊富にあります。

園芸種にはオランダで改良が進んだダッチ・ヒヤシンスとフランスで品種改良されたローマン・ヒヤシンスの2つがあります。

ダッチ・ヒヤシンスの仲間は花茎が太くて大きく、花がぎっしりついてボリューム感があります。しかし繁殖しにくい性質があります。

ローマン・ヒヤシンス花茎が細く、数本出ます。小輪ですが1本の茎にたくさんの花がつき、きれいです。何よりの長所は丈夫で繁殖も盛んな点です。

主に流通しているのはダッチ・ヒヤシンスで、球根の表面が花と同じような色なので、植える時の目安になります。通常、1つの球根から1本の花茎が出ますが、大きな球根からは数本出ることもあり、マルチフローラタイプの品種はさらに多くの花茎が出て咲きます。

また、数は少ないですが八重咲きのヒヤシンスもあります。

ヒヤシンスの特徴

ヒヤシンスとは花の香りが強いことも特徴です。

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和名は「風信子」「飛信子」といって香りが風に運ばれてくることからつけられたといいます。ヒヤシンス特有のフローラルグリーンで重厚な香りは香水の原料にもなります。

これは「フェニルアセトアルデヒド」という芳香成分が含まれているからです。

この香りは別名「ヒヤシンスアルデヒド」と呼ばれ、フレグランスのグリーンノ―トを作るための主要成分になります。

ヒヤシンスの香りには、気持ちをゆっくりリラックスさせ、安心感をもたらす効果があるので疲れた心をいやす働きがあるといわれています。

注意しなければいけないのは、ヒヤシンスの花の甘い香りに蜂が集まってくることがあります。室内で栽培する場合は注意しましょう。

香りだけではなく、花が密集して咲くのでとても豪華で派手な花です。

鉢植えや地植えに適した品種と、水栽培にされる品種があります。

花のつき方も小花のひとつひとつの花弁が反りかえって、それが穂になる様子も特徴的です。

葉っぱは肉厚で断面がU字型で、密集して咲く豪華な花とマッチしています。

寒さに強く、-5℃位までの耐性があるので雪が降らない地方であれば冬の季節でも屋外で差し支えありません。

水栽培も手軽にできます。温度管理を工夫すれば、開花時期をずらすこともできます。

すんなり伸びる白い根も、透明な水栽培の容器に生えて美しい姿で、花だけではなく観賞することができます。しかし、水栽培の場合は球根のすべての栄養を使い切ってしまうので、翌年又咲くということはありません。

もし来年も咲かせようと思ったら、花が咲き始めたら茎を切って切り花として鑑賞し、球根は根を傷つけないように地植えにしてあげましょう。根がついて葉が枯れるまで育てることができたら、来年も花をつけることがあるかもしれませんが、なかなかの高級テクニックです。

切り花とした花茎はその後も思いがけず伸びて生長します。

ヒヤシンスの開花時期

ヒヤシンスとはスイセンやチューリップと同様に代表的な秋の季節に植える植物です。

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開花時期は桜より早い3月から4月にかけてで、豪華な花姿と香りで春の季節の訪れを教えてくれる花です。

秋に植えたヒヤシンスの球根は一定の寒さに当てないと花が咲きません。12月に10℃以下になるような工夫が必要です。

開花時期に、こまめに毎日、花がらを積んであげると、長く花を楽しむことができます。しかし、その時にハサミなどで茎を切ってしまうと、病気発生の原因となるので、傷んだ花がらだけを取り除いて、茎を傷つけないようにしましょう。また、切り口から出る液にシュウ酸が含まれているので手につかないように注意します。

春の季節に花が咲く植物は、チューリップ、クロッカス、ムスカリなど種類が多いので、上手に寄せ植えして楽しむこともできます。

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