アジサイの病気と予防対策|アジサイの葉化病やモザイク病

アジサイが病気になる原因は、ウイルス、細菌、カビなどです。

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アジサイの病気の多くは葉っぱに発生します。アジサイの葉っぱの本来の姿は、青々として肉厚、比較的大きいので病気になったら、わりと簡単にすぐ見つけることができます。

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アジサイの病気

 

斑点病は、カビが原因で葉に1センチ位の丸い病斑が出ます。最初は小さい病班が大きくなり、周りが赤褐色になります。そんな箇所を見つけたら病気に侵された葉や枝を切り落とします。

また病気の落ち葉もきれいに処分して、病気の感染を防ぐ必要があります。雨で病原菌が運ばれるので斑点病になった葉っぱに触れた雨水が、他の葉っぱにかかることによって、病気が拡がるので注意しましょう。

輪斑病は、葉っぱに円い淡褐色の病斑ができます。褐色に変色した部分がつながり、ひどくなると葉が枯れます。雨の多い時に発生します。雨水で跳ね返った泥から感染が拡がります。見つけたら病気の葉っぱを切り落として捨てます。枝を剪定し風通しを良くすると予防になります。

輪紋病は、茎や枝の表面にでこぼこができて亀裂が入ります。葉っぱには丸い褐色のシミができます。さらに湿度が高いと、カビやススを発生します。アジサイの木が古いほど発生します。雨水の跳ね返りから感染します。

主に葉っぱに発生する斑点病、輪斑病、輪紋病とも雨水から感染するので、藁や腐葉土でマルチングをして防止します。また高温多湿も病気の発生を助長するので、剪定して株の風通しをよくします。

青枯れ病に罹ると突然アジサイが枯れてきます。病気が一気に進みます。細菌に感染するとかかります。雨が降った後、急に気温が上昇した時など注意が必要です。感染の速度が速いので、見つけたら株は処分し、他の木に感染しないよう、土壌も消毒します。

葉腐病は、葉っぱや花に病気が出て、縮れます。リゾクト二ア菌による感染で、高温多湿の場合、起きやすい病気です。病気とわかったら枝を切ってしまいましょう。

灰色カビ病は、葉っぱやガクが腐って溶け、灰色のカビが発生します。環境が低温多湿の場合に起きやすい病気です。春のうすら寒い雨降りが続いた時に発生することがあります。病気が発生したら取り除き風通しをよくして防ぎます。地植えの場合は仕方ありませんが、鉢植えであれば、冷たい雨にあまり当たらないように工夫します。

モザイク病は、ウイルスによって感染します。葉っぱや茎などモザイク状の斑模様ができるのが、病名の所以です。モザイク病が株全体に拡がると木全体が小さくなって衰えます。アブラムシがウイルスを感染させる場合が多いので、アブラムシを見つけたら直ちに駆除することが大切です。小さな傷からもウイルスが入り込みます。モザイク病に感染したら、株すべてを処分して下さい。

葉化病は、花の形成が妨害されて、あたかも葉っぱの様になってしまう病気です。植物の細胞内に寄生する植物病原細菌ファイトプラズマが原因です。ファイトプラズマはヨコバイ類などの昆虫が媒介します。

アジサイ葉化病

アジサイ葉化病は、病気に罹ったアジサイを挿し木すると拡がると考えられますが、アジサイが触れ合うことよって、感染が他のアジサイに拡大したり、他の種類の植物に感染することはないといわれています。しかし、容器を見つけたら根から株を引き抜き除去します。

完全に除去しないと、取り除けなかった根からまたアジサイに感染する可能性もないとはいえないので、同じ場所に新しいアジサイも植えない方がいいでしょう。

病気の特徴は、ガクが淡緑色から、濃い緑色に葉っぱのように変化し、葉化した花の中央部から新たな芽ができてくる「突き抜け症状」が見られます。病気が進行すると、葉っぱが黄色くなったり赤くなり、株が衰えてしまいます。

葉化病とは別に花びらの一部が緑になる種類や、最近流行して人気のアジサイ・アナベルの淡いグリーン品種もあります。

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そしてそれらの種類は、葉化病に感染したものと見分けにくいこともあります

アジサイが病気に罹らないための予防対策

病気になったアジサイの枝や葉っぱを切り落としてせっかく取り除いても、そのまま放置すると、地面の落ち葉や土に残って、暖かくなったころに繁殖します。切り落とした枝はゴミとして捨てる、焼却するなど、完全に除去しましょう。

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運悪く、新しく買ってきたアジサイにも病気がすでに付いているものもあるかもしれないので、買う時にはよく吟味しましょう。

また害虫が病気を感染させることもあるので、害虫駆除にも努めてください。

アジサイは水を好む植物ですが、一方では高温多湿、水はけの悪さは嫌います。剪定をして、風通しのよい環境で栽培します。

アジサイに限らず木酢液を500倍以上に薄めて、2週間に1度くらい、土壌に散布すると、土の中の善玉微生物が増えて消毒になります。土壌に善玉微生物が増えれば、植物の病気蔓延の防止にも役立ちますし、栄養分も補ってくれるのです。木酢液を使用したオーガニックな栽培を心がけてみてはいかがでしょう。

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