アジサイの害虫対策|アジサイの葉につく虫は? 

アジサイに虫がついて、葉も花も無残にぼろぼろになっている様子はあまり見かけませんが、実はアジサイにつきやすい害虫もいるようです。

暖かくなって、アジサイの周りに限らず、他の植物についた虫がアジサイにとり付いて卵を産む場合もあります。また、暖かくなると、土の中にいた虫がごそごそ動き出してくることもあります。

また、植木鉢の場では、その土や植物にすでに虫が潜んでいた場合、一気に繁殖します。

害虫がつくと、アジサイが弱るだけではなく、美感も損ねるので害虫が発生していないか、毎日の水やりの時でも、注意深く観察しましょう。

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また、残念なことに害虫を見つけたら、早めに害虫駆除して被害を最小限に抑えたいものです。

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アジサイにつく害虫

 

アジサイハバチは5月にアジサイの新葉に飛んできて卵を産み、6月に幼虫が発生し、葉脈を残して葉を食べつくします。集団で行動するので葉っぱが食べつくされて、丸坊主になることもあります。

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ハダニは、葉の裏に吸いついて、汁を吸います。この虫がつくと、葉が葉脈だけを残して、透けて見えるようになります。たくさん発生すると葉が枯れてしまうので、アジサイ全体に元気がなくなり、外観も悪くなります。高温多湿が好きなので、6月から暑さが落ち着く9月まで長い期間発生します。

 

チャノキイロアザミウマは野菜や草花につく隊長1~2ミリの黄色や灰褐色の細長い虫です。花の中や葉っぱの根元にくっつきますが、あまり目につきにくく、見逃してしまうことがよくあります。この虫に食べられると葉っぱに白い小さな斑点ができてだんだん黒くなり縮れてしまいます。この虫が発生すると花が咲かなくなったり、木の成長も鈍くなります。

アオバハゴロモは暖かくなる5月頃発生する幼虫で、この虫が這うと、白い線状分泌物がつくことが特徴です。この分泌物が枝につくと簡単には取れないのでアジサイ全体が汚れた感じになります。風通しが悪く多湿になると枝や茎について、植物の汁を吸います。

アジサイワタカイガラムシは硬い殻に覆われていない変わったカイガラムシです。幼虫の糞はスス病の原因になります。幼虫が5月から6月にかけて、葉っぱの裏にくっついて葉を食べます。

アブラムシは葉の裏に密集して発生し汁を吸います。粘液状の排せつ物がつき、ムシの抜けがらやホコリがついて汚れ、そこがスス病になります。

その他、チョウの幼虫も付いて、葉っぱや花を食べ、枝にムシの糞が付着します。しかし、これらは大きいのですぐ見つけることができます。

ナメクジがいると葉っぱや花を食べます。ひどくなると木が枯れることもあります。鉢植えのアジサイの場合は、鉢の底面にたくさん発生している場合があります

 

アジサイの害虫駆除方法

 

アジサイの害虫として代表的なアジサイハバチやチャノキイロアザミウマにはオルトラン水和剤を1000~1500倍に薄めて散布します。散布回数は5回以内にします。

ハダニは葉裏に丁寧に水を散布するだけでも治まることがあります。また、セロハンテープやガムテープで寄生しているムシを貼り付けて取り除くこともできます。それでもひどいようでしたら、酢を200~500倍に薄めて、葉の裏に散布すると効果があります。コーヒーを散布しても効き目があります。

アオバハゴロモにはスミチオン乳剤を2000~3000倍に薄め6回を限度に散布します。

アジサイワタカイガラムシは、まずアジサイを傷つけないようにブラシで擦り落としてみます。それでも退治できない場合は幼虫のうちにカイガラムシ専用のカダンK等をスプレーするのがお手軽です。

アブラムシは発生を発見したら潰して殺すのが理想です。

またテントウムシがアブラムシを食べてくれます。薬を散布する前に、テントウムシをアブラムシが発生したアジサイの木に放すと、1匹でかなりの数のテントウムシを退治してくれます。

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アブラムシには牛乳を散布しても効果があります。しかしスプレーした牛乳がカビの原因になることもありますので、アブラムシを駆除出来たら、水をかけて洗い流すようにしましょう。

ガやチョウの幼虫ナメクジなどは大きいので、割りばしでつまんで潰して退治して下さい。また、ナメクジはビールが好きなので、皿にビールを入れて集めて採ることもできます。ナメクジは銅が嫌いなので10円玉や銅線などを置いておくと寄りつかなくなります。

 

アジサイの害虫駆除についての注意

 

害虫駆除の基本は、見つけたら即効駆除することです。見る見る間に発生しますが、被害が小さいうちに手を打つことが特に大切です。

薬剤を使わずに、潰して殺したり、食品など無害な方法で駆除することが理想です。

薬剤はヒトの体にも有害と考えると使うのは気が進みません。しかし、どうしてもの時には使用しなければ、害虫駆除できないこともあります。薬剤を吸い込まないよう、皮膚につかないように注意して作業を行います。

害虫駆除が終わったら着替えて、よくうがいしたり薬剤が付着したような箇所はよく洗います。

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