鎌倉明月院|あじさい寺観光

鎌倉のあじさい寺は、梅雨の時期になると、テレビや雑誌で毎年、その人出とアジサイの美しさがニュースになります。由緒あるお寺とブル―系で清楚なアジサイがマッチすることが大きな理由です。

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その中でも、鎌倉随一といわれるのが臨済宗建長寺派寺院明月院と境内全体に咲き誇るアジサイです。

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鎌倉明月院へのアクセス方法など

神奈川県鎌倉市山ノ内189にある明月院は、JR横須賀線北鎌倉駅から徒歩10分のところにあります。また北鎌倉駅には、新宿方面からは、湘南新宿ライン逗子行きに乗れば乗り換えなし、1本で行くことができます。

北鎌倉駅からは、線路沿いに鎌倉方面に400メートル進んで左に曲がります。小道を北向きに歩いていくと明月院です。

明月院には駐車場がありません。また、アジサイの季節には特に混雑して、土日通行止めになったり、また道幅も広くないので、もちろん路上駐車もできません。周辺の有料駐車場も、予約ができるところは少なく、人出の多い時期には必ず停められるという保証もないので危険です。

拝観料は小学生以上が500円です。(本堂後庭園の拝観料は別に500円かかります。)

拝観時間はアジサイが見ごろの6月は8時30分から17時、それ以外の期間は9時から16時です。

 

明月院の歴史

 

明月院の起源は、明月庵と呼ばれる、1159年の平治の乱で亡くなった首籐俊道を弔うために、彼の息子である山ノ内経俊が建てた庵といわれています。

その後、北条時頼が、この場所に最明寺を立てたのが1256年です。時頼の死後、荒廃していた最明寺を時頼の子の北条時宗が再興し、蘭渓道隆を開山に禅興寺を創建しました。

1380年、足利氏満から命を受けて、関東官領、上杉憲方が寺院を再興し、拡大し、塔頭も建て、明月庵という名称を明月院と改め、塔頭寺院(寺院の中にある個別の坊。寺院を護持している僧侶などが住む場所。子院ともいう)の首位となりました。

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足利三代将軍、足利義満の時代に禅興寺は関東十刹の一位となりましたが、戦国時代に入ってだんだん勢力が衰えていきました。

江戸初期に、徳川家康の参謀僧として有名な以心崇伝が住職となりました。明治元年に廃寺となり、明月院だけが残りました。ご本尊は聖観音菩薩坐像です。

方丈には、明月院のご本尊、聖観音菩薩坐像が祀られています。本堂後庭園の一部が眺められる丸窓(悟りの窓)が作られていて、禅の悟りや宇宙の真理、大宇宙を表しています。最近では世界的にも有名で、日本人のみならず多くの外国人観光客も訪れています。

第二次世界大戦後は、アジサイの美しいお寺として有名になりました。境内全域が国の史跡に指定されています。

アジサイの他にも、境内には石仏やウサギの石像が置かれて四季の花々が供えられて、訪れる人の心を和ませてくれます。

山肌に穴を掘った明月院やぐらは鎌倉最大級で上杉憲方のお墓といわれています。二体の像の周りには十六羅漢と思われるものが浮彫りにされていて、中央には宝篋印塔が安置されています。

明月院のアジサイ

 

アジサイ寺として、鎌倉で一番に名前が上がるのが姫アジサイが2500株も植えられている明月院です。明月院のアジサイは日本古来の姫アジサイ。花が小さく優美で女性的です。挿し木から5~6年できれいな花を咲かせるようになります。毎年選定した枝を300鉢に挿し木して、アジサイの美しさを更新しています。鉢で育てたアジサイを、畑に植えて5年ほどで境内に植えていくのです。

第二次世界大戦後、参道を整備する際に、戦後の物資不足のため杭の替わりにアジサイを植えたのが、明月院のアジサイの始まりといわれています。

明月院のアジサイは明月院ブル―と呼ばれ、鮮やかな色のアジサイが石段の両脇を覆い尽くすほど咲く姿は目を奪うものがあります。正面の山道だけではなく、渓谷道、中山道、車道までアジサイで埋め尽くされているので、ゆっくり探索すると心癒される時間を楽しむことができます。

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他の土地の姫アジサイには見られないくらいの鮮やかな明月院ブルーは、土地の酸性が強いとアジサイが青くなるという性質がもたらしたものだといわれています。

境内あちこちにたたずむお地蔵さまや花器にアジサイが供えられている姿を見るととても温かい気持ちになります。

アジサイのピークは6月中旬です土、日は混雑するので人混みを避けたい方は平日9~11時、15~17時が比較的混まない時間帯のようです。

またアジサイは時の経過とともに色が変化します。淡い色の少し小さめのアジサイを観賞するなら五月下旬もおススメです。六月中旬には独特な明月院ブル―のアジサイを満喫することができますが、7月に入ると花が終わります。

そして、7月も5日過ぎると、来年のための剪定が行われます。毎年、木の大きさを調整して、見る人の目線に合わせていきます。アジサイ寺の美しさを継承していくための大事な作業です。

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