京都三室戸寺|あじさい寺

三室戸寺のアジサイが咲く時期、全国的にも珍しいライトアップが行われ、ライトを受けたアジサイの美しさは、昼間の優しさとは一味違い、これもまた幻想的です。

あじさい寺,京都,三室戸寺

三室戸寺は、アジサイの他、桜、つつじ、ハス、シャクナゲ、紅葉等次々に美しい姿を一年中見せてくれるので京都の花の寺として有名です

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三室戸寺へのアクセスなど       

 

拝観時間は、夏季(4月1日~10月31日)8時30分より16時30分、冬季(11月1日~3月31日)は8時30分より16時までです。

拝観料、アジサイ園期間中のみ大人800円、子供400円、通常は、大人500円、子供300円です。

電車で行く場合、京阪 三室戸寺下車徒歩15分、またはJR宇治駅よりバスまたはタクシーです。

自動車の場合、京滋バイパス宇治東インターチェンジより3分です。(大阪方面からは京滋バイパス宇治西インターチェンジより)

駐車場は300台、乗用車500円、バス2000円の有料です。

 

三室戸寺の歴史など

 

三室戸寺は、西国十番の観音霊場、明星山三室戸寺のことで、観音応現の霊地です。また、弘仁天皇勅願の精舎で、「夜もすがら月をみむろとわけゆけば宇治の川瀬にたつはしらなみ」の御詠歌が有名です。

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770年、光仁天皇が宮中に毎夜、金色の霊光がさしこむのをご覧になって大変喜び、右少弁犬養に勅し、三室戸寺の奥、岩淵より出現された先手観音菩薩を御本尊として、御室戸寺を建立しました。その後、桓武天皇が、大供養を営まれ、白檀木をもって御自ら、千手観音菩薩像を彫刻され、天皇の正身の尊像を胎内に納めて、大悲閣を造立し、帝都鎮護のお寺としたのです。

創建以来、光仁、花山、白河三帝の離宮になったために御の字を三に替え、三室戸寺と称されるようになりました。皇族や貴族の崇敬を集め、堂塔伽藍が整っていきました。

現在の本堂は、1805年の建立で、西国三十三所霊場の十番札所として多くの巡礼者が訪れています。

また、宝蔵庫には平安を偲ぶ重要文化財の五体の仏像が安置されています。また本堂前には、狛犬ならぬ「狛兎」や金運・良運の神様、「狛蛇」、「強運の丑」等も鎮座しています。

また、境内の鐘楼の傍らには源氏物語宇治十帖「浮舟」の古跡もあります。

あじさい寺としての三室戸寺

三室戸寺には、「与楽園」という5000坪の大きな庭園があります。

四季折々に4月から5月にかけては20000株の平戸ツツジ、霧島ツツジ、久留米ツツジが咲き誇ります。

6月には30種10000株の、セイヨウアジサイ、ガクアジサイ、カシワバアジサイなどが咲き、三室戸寺が京都のあじさい寺といわれる所以です。

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その他、幻のアジサイ七段花、珍しいハ―トのアジサイも見ることができます。

幻のアジサイといわれる七段花とは、山アジサイの一種で、江戸時代に栽培され、シーボルトの「日本植物誌」に紹介されていますが、それ以降幻の花となっていました。その花が1959年に神戸の六甲地域で自生しているのを再び発見された品種です。花が終わる前に、薄紅、濃紫、藍色などに変化します。両性花が退化していて花が咲く前に落ちてしまうこと、装飾花が重弁化しているのが特徴です。

ハートのアジサイはとても珍しくてなかなか見つけることが困難ですが、万が一、見つけることができると、観音様の御利益で恋愛成就の効果があるといわれているそうです。

アジサイは普通、丸いのですが、雨や花の重みで下に力がかかりハート型になることが稀にあるそうです。

あじさい園開園期間中の週末のみ、アジサイのライトアップが行われています。昼夜入れ替え制なので、ライトアップをご覧になる場合は、再び入山していただきます。19時から21時(20時30分受付終了)で、大人800円、小人400円かかります。

ライトを浴びるとアジサイがまあるく浮き上がって見えて、立体感も感じて美しさがさらに際立ちます。

また三室戸寺では、アジサイにちなんでピンクのハートアジサイと青のあじさいのお守りが販売されています。またアジサイの形の金平糖も販売されていてなんともかわいいです。その他、ハート形のアジサイにちなんだ、可愛いピンク色の絵馬もあります。

境内の「花の茶屋」では、紫陽花庭園のオープン期間中、アジサイスィーツをいただくことができます。あじさいパフェ、抹茶パフェ、あじさい氷など、美味しさだけではなく、目も楽しませてくれます。

本堂前のハス園には200鉢のハスが咲き、大賀ハス、古代ハスなど100種が6月下旬より8月上旬にかけて花が開きます。

11月になると紅葉が始まり、昔から三室戸の紅葉と呼ばれて、宇治の名所となっています。

三室戸寺にはアジサイだけではなく、京都の花の寺として見事な花と風景を、一年中合わせて楽しむことができるのです。

アジサイも天候によって、開花時期が毎年違うので、三室戸寺のホームページや京都の観光案内などでチェックして、足を運び鑑賞するといいでしょう。

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