マリーゴールドの花言葉|マリーゴールドと死者の日

マリーゴールドはメキシコが原産地です。またマリーゴールドという名前は、聖母マリアの黄金の花という意味です

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そのことはマリーゴールドが年に10日ある聖母マリアの祭日に常に咲いていたことに由来しているのです。確かにマリーゴールドは、上手に手入れすれば、春から冬近くまで開花時期の長い植物です。

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マリーゴールドの花言葉

 

マリーゴールドの花言葉には、勇者、健康、生命の輝き、友情、生きる、濃厚な愛情、変わらぬ愛といった肯定的な言葉から嫉妬、絶望、悲嘆、悲しみ、別れの悲しみといった否定的な言葉まで様々あります。

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色別に花言葉をみると、黄色は、下品な心、可憐な愛情、健康です。

この花言葉の元となった神話があります。

水の妖精クリスティは太陽の神アポロンが好きでした。しかしアポロンは王女レウトコエと恋仲でした。それを妬んだクリスティはレウトコエの父に密告しました。すると父王は怒ってレウトコエを生き埋めにしてしまいました。自分の告げ口で、レウトコエの命が絶たれたと知ったクリスティは地面に座ったままアポロンを見ながら9日間経つとマリーゴールドに変わってしまったのです。

オレンジ色のマリーゴールドの花言葉は「真心」です。

美しい少年クレムノンと太陽の神アポロンは恋に落ちました。その二人に嫉妬した雲の神が、アポロンを雲で隠してしまいます。それを悲しんだクレムノンは8日経つと死んでしまいました。クレムノンのひたむきな愛情を知ったアポロンはクレムノンをオレンジ色のマリーゴールドにしたと言い伝えられています。

この様にマリーゴールドの花言葉には、いい意味と否定的な意味の両方があります。またキリスト教では、黄色は裏切りを表すとされています。そのためマリーゴールドの花束や贈り物としては、めったに選ばれないのです。

 

死者の日とマリーゴールドの関係

 

2003年に死者に捧げる先住民の祭礼行事として、ユネスコの無形文化遺産に登録されたのがメキシコの「死者の日」です。

毎年10月31日、11月1日、2日の3日間のうちに、亡くなった人の魂が現世に戻ってくるとされ、各家庭に祭壇が作られたり、先祖のお墓を飾りつけたりします。いわゆる日本のお盆にあたるような行事です。

この死者の日の期間は、メキシコ全体がカラフルな紙の旗、朗らかに笑うガイコツの人形とともに鮮やかな色のマリーゴールドがたくさん飾りつけられます

偶然かもしれませんが、日本でよくお仏壇に飾られる菊と菊科のマリーゴールドには、国を超えて先祖様にお供えする花としての共通点があるのかもしれません。

メキシコの死者の日とは、楽しく明るく祝うというイメージで、日本のお盆の概念とは違っている感じもあり、派手な装飾、バンド演奏などもあります。そんなところはかぼちゃを飾ってパーティを行うハロウィンに近い感じがあります。オフレンダと呼ばれる祭壇には死者の花と呼ばれるマリーゴールドや、ケイトウなどが色鮮やかに飾りつけられます。

死者の日を象徴する花がオレンジ色のメキシカン・マリーゴールドです。太陽の色と熱を込めている花と信じられていました。祭壇やお墓の前に鮮やかな色と強い香りのメキシカン・マリーゴールドを飾っておけば、亡くなった方々の魂が道迷うことなく家族の元へ帰ってくるとされているのです。

また、死者の国では死者が生きている人の国に行く時の橋としてされているのがマリーゴールドの花です。マリーゴールドの花びらが死者の日に、残された家族の元に死者を導くという言い伝えがあるようです。

メキシコでは死者の日に向けて大量のマリーゴールドが生産され、街中に飾られるのです。

マリーゴールドと映画リメンバー・ミー

 

ディズニー映画リメンバー・ミ―で、初めに目にして印象的なのはなんといっても死者の国に入国する時のマリーゴールドの橋です。すべてがマリーゴールドの花びらでできていて光り輝くようなまぶしさと鮮やかさで心を奪われます。

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映画リメンバー・ミ―でもマリーゴールドが地面に一面に敷き詰められていなかったら、ミゲルは死者の国に行くことはなかったはずです。

また、死者の国でミゲルが呪いをかけられ、永遠に死者の一人となってしまいそうになった時も、その呪いを解くカギは、マリーゴールドにあったのです。その呪いを解く方法は、マリーゴールドの花びらを持った祖先のひとりが許すと言って、その花びらを手渡してもらうことでした。

この様に、映画の中でも、マリーゴールドが重要な役割を持っていることがわかります。

映画リメンバー・ミ―で美術を担当したハ―レイ・ジェサップとクリス・バ―ナルディはメキシコの祝祭の死者の日の飾り付けを目にして、強い印象を受けたことで、映画の死者の国などのインスピレーションの元になったとインタビューに応じています。

メキシコの町や墓地の無数のキャンドルとマリーゴールドの花びらで埋め尽くされた死者の日の美しさは言葉で言い表せないほど迫力があるに違いありません。

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