みかんを食べ過ぎたときの症状|みかんで手が黄色に?糖尿病は?

11月から翌2月にかけて旬を迎える温州みかんは、日本人にとってとても馴染み深い果物のひとつです。

温州みかんには、ビタミン類やミネラル類、食物繊維、クエン酸、ポリフェノールの1種であるヘスペリジン、温州みかん特有の成分であるシネフィリンなど様々な有効成分がたっぷり含まれており、血流改善や感染症予防、むくみや便秘解消、生活習慣病や老化予防など健康と美容に優れた効果や効能が期待できると、健康志向の方や美意識の高い女性を中心に注目が集まっています。

しかし、いくら健康や美容に関する様々な効果や効能が期待できるからと言っても1日に5個や8個、10個も食べていてはさすがに食べ過ぎです

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そこで、今回は温州みかんを食べ過ぎたときに起こる症状1日の正しい摂取量についてご説明します。

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温州みかんを食べ過ぎた際に起こる症状

温州みかんを食べすぎた場合に起こる症状は、その理由は以下のとおりです。

下痢

温州みかんには健康と美容に嬉しい効果や効能をもたらすビタミンCが豊富に含まれており、1日に3個食べることで日本人が1日に摂らなければならないビタミンC摂取量を満たすことができます。

しかし、ビタミンCを必要以上に摂取してしまうと副作用によって下痢が起こる可能性があります。

水溶性のビタミンであるビタミンCは過剰摂取したとしても時間経過によって体外へと排出されるため、一般的には摂り過ぎても害の無い栄養素と言われていますが、人間は1度に3g以上のビタミンCを摂取してしまうと下痢を起こすことが近年の研究によって明らかにされています。

特に肝臓が悪いときにビタミンCを摂り過ぎてしまうと、下痢を起こしやすくなりますので、1度にビタミンCを3g以上摂取しないように注意しましょう。

柑皮病

子どものころ、みかんをたくさん食べたら手のひらや足の裏が黄色くなってしまったという経験をされたことはありませんか。

これはカロテノイド色素の過剰摂取によって起こる「柑皮症(かんぴしょう)」と呼ばれる症状のことであり、温州みかん、マンゴー、スイカ、トマト、カボチャ、ほうれん草、エビ、カニ、鮭、海苔、わかめなどの食品に含まれる脂溶性のカロテンが手のひらや足の裏、顔の皮膚に沈着することが原因で引き起こります。

柑皮症は皮膚が黄色くなるだけなので健康を害する危険性はありませんが、高脂血症の方は柑皮症になりやすい傾向にありますので、皮膚が黄色くなりやすい方は1度高脂血症の検査を受けた方が良いでしょう。

また、柑皮症を生じた場合、食生活が偏っている恐れがありますので、食生活や生活習慣を見直してバランスの良い食事を心掛けましょう。

太る

温州みかんは100gあたりおよそ45kcalと果物のなかでもカロリーが低く、ビタミンCや食物繊維など健康と美容に効果や効能を発揮する栄養素も豊富に含まれていますので、ダイエット中のおやつやデザートとして用いる方も大勢います。

しかし、果物には三大栄養素のひとつである「フルクトース(果糖)」が含まれています。

フルクトースは食後の血糖値を上昇させない甘味料の成分として知られていますが、近年の研究によって果糖を摂り過ぎてしまうと肥満や脂肪肝の原因になることが明らかにされました。

血液中の糖はエネルギーとして使用される一方で、体内のたんぱく質と結合してAGEs(終末糖化産物)を作り出し、毛細血管などを傷付けるなどの毒性を持つ物質へと変化します。

フルクトースはブドウ糖より体内のたんぱく質と結びつく力が理論上、およそ100倍であることが分かっており、フルクトースの毒性から身体を守るために肝臓で代謝されているのではないかと推考されています。

そして、肝臓で代謝されたフルクトースが消費されなかった場合、中性脂肪が増えてしまい、肥満や脂肪肝を引き起こしたり、フルクトースの一部が血液へと流れ出しAGEsとなって老化を促進させる原因となっている可能性があり、温州みかんなどフルクトースを含む食品を食べ過ぎてしまうと、生活習慣病や老化を促進させる原因となる恐れがありますので、果物などは食べ過ぎないように注意しましょう。

糖尿病

温州みかんにはフルクトース(果糖)が含まれているため、食べ過ぎてしまうと糖尿病になってしまうのではないかと不安に思っている方も多いのではありませんか。

温州みかんには、β-クリプトキサンチンやβ-カロテンなど、非常に強力な抗酸化作用を持つカロテノイドが豊富に含まれており、さらに不足しがちなビタミン類やミネラル類、食物繊維なども含まれていますので、リンゴやバナナと同じく栄養価の高い果物として注目が集まっています。

なかでも近年の研究によって、β-クリプトキサンチンには2型糖尿病や脂質異常症の予防に効果があることが農研機構果樹研究所や浜松医科大学などの研究チームによって明らかにされ、糖尿病の予防に温州みかんを食べる方も増えてきました。

しかし、いくら糖尿病予防に温州みかんが効果的だとしても食べ過ぎてしまったら逆効果です。

温州みかんで糖尿病予防をする際は、1日の摂取量をきちんと守って食べるようにしましょう。

まとめ

みかんを食べ過ぎたときに起こる症状や注意についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

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温州みかんは子供も大人も食べ過ぎれば下痢や柑皮症、太るなどの症状が現れることがあります。

では、1日に何個までならば温州みかんを食べて良いのでしょうか。

温州みかんの理想的な1日の摂取量は200gです。サイズの大きな温州みかんに換算すると、1日に2個から3個までは食べても良いということになります。

ただし、温州みかん以外の果物を食べた場合は温州みかんを食べる量を減らしてフルクトースやビタミンCの摂取量を調節する必要があります。

みかんを食べる際は、食べる前に何を食べたのかを思い出してから食べるようにしましょう。

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