ラズベリーの食べ頃と冷凍保存方法|ラズベリーの食べ方

20世紀に起こった健康ブームによって火が付いたラズベリーですが、現段階では日本の環境や風土に適合した栽培技術体系が確立しておらず、商業栽培といえる規模での生産が未だに行われておりません。

そのため、ラズベリーの国内供給のほぼ全量を海外からの輸入に依存している状況となっています。

ただ、ラズベリーの果実はとても柔らかくて傷付きやすく、日持ちも非常に短いため、輸送中にドリップが出てしまったり、カビが発生して腐ってしまうこともあります。

そのため、政府は早急に国内におけるラズベリーの生産および流通に対する課題に取り組んでいるのですが、なかなか普及の見通しが立っておりません。

そんななか、自分たちでラズベリーを育てて食べる分だけ収穫するという方も増えており、ラズベリーを育てるための専門書や国産ラズベリーの栽培に関するマニュアルなども多数刊行、公表されています。

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しかし、ラズベリーは収穫時期によって香りや風味、日持ちの良さなどが若干異なりますので、目的や用途に合わせて収穫時期を自分たちで見極める必要があります。

そこで、今回は自分たちで育てたラズベリーの食べごろの見分け方とたくさん採れたときの冷凍保存方法についてご説明します。

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ラズベリーの食べごろの見分け方

ラズベリーには、1年に1回収穫が楽しめる「1季なり性」と1年に2回収穫時期を迎える「2季なり性」の2種類あり、1季なり性の品種は6月から7月頃に収穫時期を迎えるのですが、2季なり性の品種は6月から7月に加えて10月から11月にも収穫時期を迎えます。

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1季なり性と2季なり性、どちらも完熟してしまうと果実が柔らかくなり、傷みやすく日持ちが短くなるため、収穫したラズベリーをどのような用途や目的で活用したいのかによって収穫時期を見極めるようにしましょう。

ラズベリーの食べごろ時期の見分け方

  • ラズベリー全体が鮮やかで濃い赤色に色付いているか。
  • 均一に色付いており、艶やかで良い香りがするかどうか。
  • 1粒1粒に小さな傷や汚れが付いていないか。
  • かたちが変形していたり、変色していないか。

自宅でラズベリーを育てるスペースが無く、スーパーやデパートなどで生鮮ラズベリーを購入しているという方は、上記の見分け方に加えて「パックや小箱の下にドリップがないかどうか」「果実の内側にある空洞部分にカビが発生していないか」なども合わせて確認するようにしましょう。

ラズベリーの冷凍保存方法

完熟したラズベリーは香りが良く、風味や食感も格別ですので、できることならば収穫した完熟ラズベリーを長期間保存して味わいたいという方もたくさんいますが、ラズベリーは完熟すると果実が柔らかくなるうえ、傷みやすく日持ちしないというデメリットがあります。

もし、収穫した完熟ラズベリーを長期間保存したいという方は、「冷凍保存」するのがおすすめです。

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果物を冷凍庫で保存してしまうと、若干食感が変わってしまいますが、砂糖や添加物を一切使わずに風味を保つことができるため、ラズベリーなどのベリー類やサクランボといった傷みやすい果物を長期間保存するにはとても良い方法とされています。

ラズベリーの冷凍保存方法

  • 収穫したラズベリーを洗います。
  • 変形や変色などがみられるものを取り除きます。
  • キッチンペーパーなどを使ってラズベリーの水分をしっかりと拭き取ります。
  • クッキングシートを敷いた金属トレーの上に③を重ならないように乗せます。
  • ④をサランラップで覆い、冷凍庫で数時間から1晩かけて冷凍します。
  • 冷凍庫から⑤を取り出し、優しく丁寧に密閉袋へと移し換えます。
  • 内部の空気をしっかりと追い出したら、封をして冷凍庫で保存します。

冷凍保存する際は、ラズベリーが傷まないよう「水分」と「空気」には最大限注意を払うようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

完熟前のラズベリーの場合、ラズベリー独特の良い香りは控えめとなってしまいますが、完熟したラズベリーに比べると傷みにくく日持ちが良いというメリットがあります。

そのため、完熟前のラズベリーはシロップ漬けや洋菓子の素材として用いられることが多く、反対に完熟したラズベリーはその芳醇な香りを活かしてジャムやジュースなどの加工品として用いるのが一般的となっています。

もし、完熟したラズベリーを生食したい方や長期間保存して毎日少しずつ完熟ラズベリーを味わいたいという方は、ラズベリーの食べごろ時期の見分け方と正しい冷凍保存方法についてしっかりと学んでおくことをオススメします。

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