いちごの種類と糖度|いちごの高級ブランドあまおうとちおとめなど

現在世界各国で生産されているいちごの起源とされる「オランダいちご」は、18世紀中期のオランダで誕生した品種であり、今では世界中に20種を超える異なる属種が存在します。

日本では2009年に登録品種が157種を越え、2016年には258種と7年間で100種を超すいちごの品種が登録されるほど、世界有数のいちご大国と言われています。

ただ、258品種のうち登録維持されている品種は129種となっており、それ以外は登録が抹消されています。

さて、世界でも有数のいちご大国である日本には、糖度の高いスイーツのような甘いいちごがたくさんあります。

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そこで、今回は幅広い世代から高い人気を誇る高級いちご「あまおう」「紅ほっぺ」「とちおとめ」の3品種についてご紹介します。

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いちごの王様「あまおう」

福岡県にある農業総合試験場にて育成された「あまおう」は、あかい・まるい・おおきい・うまいの頭文字を取って命名されたいちごの品種です。

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久留米53号と92-46の交配によって2005年に品種登録されたあまおうは、別名「いちごの王様」「福岡あまおう」と呼ばれています。

とよのかの後継品種として誕生したあまおうは、糖度が高いため甘みが強いかと思いきや、ほどよい酸味も感じられるため、とてもバランスのとれた味わいが楽しめるいちごとなっています。

円錐形の美しいフォルムと艶やかな濃紅色の果皮、淡紅色の果肉と淡赤色の果芯は光沢があり、まさに王様の名に相応しい高級いちごとなっています。

1粒あたりの重さは40g前後と重く、果実がやや硬いため他の品種と比べてやや日持ちが長めなのも魅力となっています。

あまおうの収穫時期や最も美味しい時期

・収穫時期    :12月から翌5月、

・最も美味しい時期:3月から4月

1度食べたら病み付きになる「紅ほっぺ」

静岡県農業試験場にて育成された「紅ほっぺ」は、ほっぺたが落ちそうなほど食味が良いことから「紅ほっぺ」と命名されたいちごの品種です。

章姫とさちのかを交配させて育成された紅ほっぺは、章姫の糖度の高さと豊かな香り、さちのかの優れた食味を受け継いだ優良品種であり、2002年に農林登録されました。

紅ほっぺは1粒のサイズがとても大きいいちごですので、一見大味に思われがちですが、糖度が13度前後と高く、甘みの中にもほどよい酸味を感じることができます。

光沢のある鮮やかな紅色と豊かな香りによって食欲が刺激される魅惑の紅ほっぺは、果肉がやや硬いので他のいちごに比べると日持ちしやすい品種と言えるでしょう。

紅ほっぺは、カットすると非常に美しい断面が現れるため、ケーキやパンケーキなどのトッピングにするのがオススメですが、ジャムにするとキレイな赤色のジャムとなりますので、食べ切れずに余ってしまった紅ほっぺは冷凍するのではなく、ジャムにしてしまうのが良いでしょう。

紅ほっぺの収穫時期や最も美味しい時期

・収穫時期    :12月から翌5月

・最も美味しい時期:3月

栃木生まれの人気品種「とちおとめ」

昭和60年、栃木県農業試験場にて誕生した「女峰」によっていちご生産量日本一となった栃木県ですが、なんと平成元年に17年間維持してきたいちご生産量日本一の座を福岡県に明け渡してしまいました。

そこで、栃木県は県民一丸となって女峰に代わる新しい品種「とちおとめ」の育成に着手しました。

いちごの新品種は通常10年近くかかると言われているのですが、とちおとめは僅か4年という短期間で誕生した品種です。

女峰と比べると、粒が大きくて酸味が少なく、甘みの強いジューシーないちごとなっており、果皮も光沢があり艶やかでとても鮮やかな紅色をしています。

とちおとめは、とよのかと女峰の交配によって誕生した久留米49号と食味が優れているが大味で人気の少ない栃の峰を交配させた品種であり、1996年に登録されました。

糖度は9度から15度と非常にバラつきのあるとちおとめですが、甘みが強くて酸味の少なさが魅力となっており、爽やかな後味が楽しめると幅広い世代から愛されています。

今では、女峰に代わる主力品種として急速な作付けの転換が行われており、なんといちご農家の8割以上がとちおとめの栽培を行っています。

豊かな香りと美しい果肉、爽やかな味わい、食味の良さ、そして果肉がやや硬くて日持ちすることから、生食向きのいちごとされており、洋菓子店ではケーキなどのデコレーションとして用いられることが多いようです。

とちおとめの収穫時期や最も美味しい時期

・収穫時期    :11月から翌6月

・最も美味しい時期:1月から4月

まとめ

今回は日本三大いちご「あまおう」「紅ほっぺ」「とちおとめ」の3品種についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

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この3品種は糖度が高く、食味も良いことから高級いちごとして扱われており、贈答用として用いられています。

ただ、『高級』と付くと値段も高そうで、ちょっぴり手が出しにくい気がしますよね。

ですが、あまおう、紅ほっぺ、とちおとめなどそれぞれのいちごの生産地では収穫シーズンを迎えると、農家さんたちが農園を開放していちご狩りを催していることもありますので、気になる品種のいちごを発見したら産地を調べ、休みを利用していちごを食べに足を延ばしてはいかがでしょうか。

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